2024年12月8日 | 2024年12月16日更新
2024/12/31 から 2025/01/15 まで
【初詣ガイド2025】新熊野神社
〈概要〉
新熊野神社は熊野信仰の盛んな1160(永暦元)年、後白河法皇によって創建された神社です。「新熊野」と書いて「いまくまの」と読むのは、紀州の古い熊野に対する京の新しい熊野、紀州の昔の熊野に対する京の今の熊野という当時の都人の認識が、その由来となっています。
〈行事〉
・大祓式(12月31日 18時~)
・新年祈願祭(1月1日 9時~)
この1年間のけがれを取り除くための神事です。新年には多くの人々が「初詣」に神社に参拝されますが、大みそかの夜にけがれを祓った後、初詣に行くというのが神道の基本的な考え方で、大祓と初詣はセットの神事です。
・左義長(さぎちょう)神事(1月15日 11時~)
小正月に行われる火祭りの神事です。起源は平安時代にあるといわれており、小正月宮中の清涼殿東庭で青竹を束ねて立て毬杖(ぎっちょう)三本を結び、その上に扇子や短冊などを添え、陰陽師が謡いはやしながらこれを焼き、その年の吉凶などを占ったとされています。毬杖三本を結ぶことから三毬杖(さぎちょう)と呼ばれました。
〈アクセス〉京都市東山区今熊野椥ノ森町42
・市バス208系統「今熊野」下車→徒歩3分
〈問い合わせ〉
新熊野神社(075-561-4892)