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お寺と福祉の情報局

どこの老人ホームにしたら…そんな時は●●に聞く

2026年8月12日 | 2026年8月17日更新

 最近ではさまざまな業界で「カスタマーハラスメント」が問題になっています。介護業界も例外ではなく、スタッフに対して無理難題を言ったり、威圧的な態度で接したりする人がいます。

老人ホーム(イメージ)
老人ホーム(イメージ)

 もっとも介護の場合は、利用者本人は意思表示が困難なケースがありますから、カスハラをするのは利用者の家族ということが少なくありません。

 一方、ある介護事業者はそれとは逆に「全く自己主張をしない家族もいる」と語ります。例えば、複数の老人ホームを本人と息子や娘などの家族で見学した場合に、案内人が「どのホームにしますか?」と家族に聞いても「私たちには決められません。本人に聞いてください」という態度だそうです。

 ここで本人が「こっちがいい」と明確な意思表示をしてくれればいいのですが、本人は判断能力に欠けていたり、意思表示ができなかったりする場合もあります。それでも「入居するのは父なので、父の判断で…」と子どもはかたくなに結論を出そうとしません。

 その理由について、老人ホームを運営する会社は「自分の意見で入居先を決めてしまうと、入居後に何か問題やトラブルが発生した場合に、自分が当事者として責任を取らなくてはならなくなるからではないか」と推察しています。

 このように、誰もがはっきりと自分の意見を言わない中、意外な立場の人が意見を述べ、すんなりと入居先が決まるケースが往々にしてあるそうです。

 それは本人の孫。直接的な利害関係者でないぶん率直に意見を言いやすく、子どもも「息子(娘)が言うなら…」と素直に従いやすいとか。

「どこのホームにするか判断に迷いそうだ」というときは、孫を連れて見学にいくといいかもしれません。

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