2026年6月10日 | 2026年6月11日更新
※文化時報2026年5月12日号の掲載記事です。
文化時報社が毎月開講する「社会と宗教をつなぐアドバンス講座」の第4回が4月21日、オンラインで行われ、石川県社会福祉士会金沢ブロック理事で社会福祉士・精神保健福祉士の越村悠さんが「障害ある子が逮捕されたら」のテーマで登壇した。

越村さんは弁護士事務所で勤務する珍しい社会福祉士。講演では、障害のある人が事件を起こした際に拘置所で面会し、地域生活を再開する環境や支援体制を整える「更生支援計画」の作成過程について説明した。
「二度と拘置所に戻りたくない」という人がいる一方、服役後に「刑務所の中にいれば、自分でやることを決めなくていいから楽」と話す人もいたと指摘。信頼を得るためには最初の面会で「福祉の人には話す価値がある」「話しやすかった」と思ってもらうことが必要だと語った。
また、お寺や教会にできる役割として、刑事裁判で証人尋問に立つこと、地域の受け入れ先になること、本人と支援者をつなぐこと―の3点を挙げた。