2026年6月28日
※文化時報2026年5月29日号の掲載記事です。
お寺と教会の親なきあと相談室横浜支部(畑智晃支部長)は17日、横浜市鶴見区の天台宗寶泉寺(横溝常之住職)でトークイベント「気づきの交差点」を開いた。一般財団法人お寺と教会の親なきあと相談室アドバイザーの堀内和彦さん(48)が「社会福祉士が居場所支援から気づいたこと」をテーマに登壇。不登校・ひきこもりの当事者と家族への支援の在り方について考えた。

堀内さんは社会福祉士で、生きづらさを抱えた若者が訪れる同区の「よこはま東部ユースプラザ」の地域連携相談員として勤務。日頃から多くの相談を受けている。
講演では、社会福祉士とは「本人や家族が希望や願いを実現できる、応援団や黒子のような存在」であると指摘。不登校・ひきこもりについて考える上で、困っているのは誰か▽今が支援すべき時期か▽本人が支援を受けたいと考えているか―という三つの視点を大切にしていると述べた。

その上で「支援者のしたい支援と、当事者が受けたいサービスには乖離がある」と問題提起。どんなときでも相手に寄り添うこととお願いすることを心がけつつ、「若者の価値観にチャンネルを合わせることが大切」と語った。