2026年7月19日
高齢者住宅に入居を希望する場合は、ケアマネジャーや病院のソーシャルワーカーが相談窓口になるケースが多いと思います。
しかし、近年は高齢者住宅の数が増えているだけでなく「リハビリ特化型ホーム」「ナーシングホーム」など中身も多様化しています。ケアマネなどの専門家でも情報のアップデートが追い付かず「どこの高齢者住宅がベストなのか」を判断するのが難しくなっているのが現実です。
そこで、老人ホーム紹介会社がケアマネなどの専門家と入居者本人・家族の間に入るケースが増えているのですが、それに伴いミスマッチなどのトラブルになるケースも多くなっているそうです。
ある紹介会社が、入居検討者の家族とケアマネを連れて老人ホームを案内しました。紹介会社のスタッフは家族に対して「ここのホームに入居したら、在宅医はホームが指定する医師に切り替えなくてはいけません」と説明しました。
実際にはそんな制限をホーム側で設けることはできません。在宅医が訪問できる範囲内であれば、入居者は在宅医を自由に選べます。ケアマネは「それは噓(うそ)です。間違った情報を教えないでください」と指摘したのですが、紹介会社からはとんでもない一言が返ってきました。
「そんな堅苦しいことを言っていたら、どこのホームにも入れなくなりますよ」
その言いようにケアマネは「二度と紹介会社なんか使わない」と憤慨していました。
ちなみにケアマネの団体である公益社団法人大阪介護支援専門員協会によると、ケアマネの80%が有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅選びに際して、紹介会社を使った経験があるとのことです。ホーム選びに必須の存在だからこそ、賢く使いたいものですね。