【初詣ガイド2025】御香宮神社
〈概要〉
御香水神社の名は、平安時代に境内から湧き出た清泉の香りが辺りに広がったことに由来します。この御香水は伏見七名水の1つにも数えられています。主祭神である神功皇后は安産の神様で、戌の日には安産を願う参拝者が数多く訪れます。
〈行事〉
・若水神事(1月1日)
若水神事では、元旦の朝に初めて汲む水を神前に供え、一年の繁栄を祈祷します。
・七草神事(1月7日)
七草神事とは、神前に七草を供え無病息災を祈願するものです。神事自体は斎行しますが、七草粥の振る舞いは取りやめとなっています。
〈授与品〉
〇香り付きご朱印(1月1日~31日)
境内に湧く「御香水」を用いて作られた香料を和紙そのものに練りこんだ、お正月限定のご朱印です。御香水神社の神紋である橘の香りを楽しむことが出来ます。期間限定の授与ですが、無くなり次第終了となる場合があります。
〈アクセス〉京都府京都市伏見区御香宮門前町174
・近鉄京都線「桃山御陵前」駅下車→徒歩4分
・京阪本線「伏見桃山」駅下車→徒歩6分
・市バス南8系統「御香宮前」下車すぐ
〈問い合わせ〉
御香宮神社(075-611-0559)
【初詣ガイド2025】平安神宮
〈概要〉
清水寺は古くから観音信仰の中心であり、無病息災や立身出世などの現世利益を求める人々に親しまれてきました。御本尊である秘仏「十一面千手観音立像」は、両脇左右上方の腕を頭上に伸ばし化仏を捧げ持っています。この姿は「清水型」と呼ばれる独自のもので、清水寺の本尊を元に、全国でこの型の千手観音が作られました。観音菩薩が三十三身の姿を持つという観音経の記述にちなみ、御開帳は原則33年に一度しかありません。
〈行事〉
〇修正会(1月1日~7日)
本堂内々陣の本尊の前で、五穀豊穣、家内安全、商売繁盛、世界平和などをお祈りします。
最終日である「結願」の7日には、無病息災を願う「牛玉宝印」や「御香水」が授与されます。清水寺の牛玉宝印は本来額に朱印を押すものですが、紙に押してもらい厄除けの札とすることも可能です。
〈アクセス〉京都市東山区清水一丁目294
・市バス206系統「五条坂」下車→徒歩10分
・京阪バス83・85・87・88系統等「清水道」下車→徒歩10分
・京阪電車「清水五条」駅下車→徒歩約25分
〈問い合わせ〉
清水寺(075-551-1234)
【初詣ガイド2025】毘沙門堂
〈概要〉
毘沙門堂は、文武天皇勅願により大宝3(703)年に開かれた「出雲寺」を前身とする古刹です。天台宗京都五箇室門跡の一つで、桜や紅葉の名所としても知られています。
〈行事〉
・修正会(1月1日~3日)
修正会とは毎年1月に行われる法要で、前年までの罪を悔い改め、良い一年になることを祈ります。
・初寅会(1月8日~10日)
初寅会とは年初めの寅の日に行われる行事で、護摩祈願や法要、商売繁盛の縁起物である福笹の授与などが行われます。2025年の初寅日である9日には、三壇修法供が営まれます。
〈アクセス〉京都市山科区安朱稲荷山町18
・JR「山科」駅下車
・市営地下鉄「山科」駅下車
・京阪「山科」駅下車
→いずれの駅からも徒歩約20分
〈問い合わせ〉
毘沙門堂(075-581-0328)
【初詣ガイド2025】長岡天満宮
〈概要〉
長岡天満宮が鎮座する京都・長岡は、菅原道真公が在原業平と共に、しばしば遊んで詩歌管弦を楽しまれた縁深いところです。公が太宰府へ左遷された時、この地に立ち寄り名残を惜しんだ縁故によって、公自作の木像をお祀りしたのが長岡天満宮の由来です。
〈行事〉
・大祓式(12月31日)
大祓とは、日々の生活の中で知らず知らずのうちに身についてしまった罪や穢れを祓い清めるために、人形(ひとがた)に罪穢れを移し、祓い清め、疫病除け、災難除けを祈ります。人形(ひとがた)は社務所にてお頒かちされています。
・歳旦祭(元旦)
「歳旦祭」の旦とは太陽が地平線上に現れる時のことで、一年の始まりにあたり今年一年の幸せと世界の平和をお祈りします。
・奉納書初(1日~3日)
学問、書道の神様に『書初」を奉納し、書道上達と心身健康をお祈りします。 毛筆、硬筆があり、社頭で実施されます。
〈アクセス〉京都府長岡京市天神2丁目15−13
・JR東海道線「長岡京」駅下車→徒歩20分
・阪急京都線 「長岡天神」駅下車→徒歩10分
〈問い合わせ〉
長岡天満宮( 075-951-1025)
【初詣ガイド2025】春日大社
〈概要〉
神山である春日山の麓に、奈良時代の神護景雲2(768)年、称徳天皇の勅命により武甕槌命(タケミカヅチノミコト)、経津主命(フツヌシノミコト)、天児屋根命(アメノコヤネノミコト)、比売神(ヒメガミ)様の御本殿が造営され御本社として設立されました。
厚く信仰の対象となっており、国家の平和と国民の繁栄を祈る祭が年間二千回以上開催されています。中でも、900年近く続いている「春日若宮おん祭」は非常に人気であり、重要無形民俗文化財に指定されています。
〈行事〉
・御煤払式(12月28日 10時)
清らかな新年を迎えるために、御殿に降り積もった一年分の煤を払います。
・年越大祓式(12月31日 15時)
祓戸神社前にて、一年の間に積み重なった罪や穢れを祓い、新たな年を始める準備をする神事が執り行われます。
・元旦初詣(元旦 0時)
初太鼓とともに初詣を始め、新年を祝います。
・歳旦祭(元旦 5時)
年の初めに世界の平和と皇室の安泰など、新年の幸福を祈ります。
・日供始式並興福寺貫首社参式(1月2日 10時)
中門下・若宮拝舎で、新たな年を平和に過ごせるように祈願し、大神様の加護を願う神事です。春日大社とゆかりのある興福寺の僧侶が、神前で祈念の読経も行われます。
・神楽始式(1月3日 11時)
中門前にて、社伝神楽の奉奏始めに御巫が秘曲である「神おろし」を、一臈の御巫が「千代まで」を演奏することで、国家の安泰と今年一年間のご奉仕が恙なく執り行えるように祈念します。
・南市恵毘須神社例祭(1月5日 7時)
南市恵比須神社は、市場の守護神、“えびすさん”で親しまれる福徳神をお祀りする春日大社の末社で行われる神事です。当日は神職が御祈祷した御守を受け、商売繁盛が祈願されます。
〈アクセス〉奈良県奈良市春日野町160
・「春日大社本殿」下車すぐ
・「春日大社表参道」下車、徒歩約10分
・近鉄奈良線「奈良駅」から約25分
【初詣ガイド2025】新熊野神社
〈概要〉
新熊野神社は熊野信仰の盛んな1160(永暦元)年、後白河法皇によって創建された神社です。「新熊野」と書いて「いまくまの」と読むのは、紀州の古い熊野に対する京の新しい熊野、紀州の昔の熊野に対する京の今の熊野という当時の都人の認識が、その由来となっています。
〈行事〉
・大祓式(12月31日 18時~)
・新年祈願祭(1月1日 9時~)
この1年間のけがれを取り除くための神事です。新年には多くの人々が「初詣」に神社に参拝されますが、大みそかの夜にけがれを祓った後、初詣に行くというのが神道の基本的な考え方で、大祓と初詣はセットの神事です。
・左義長(さぎちょう)神事(1月15日 11時~)
小正月に行われる火祭りの神事です。起源は平安時代にあるといわれており、小正月宮中の清涼殿東庭で青竹を束ねて立て毬杖(ぎっちょう)三本を結び、その上に扇子や短冊などを添え、陰陽師が謡いはやしながらこれを焼き、その年の吉凶などを占ったとされています。毬杖三本を結ぶことから三毬杖(さぎちょう)と呼ばれました。
〈アクセス〉京都市東山区今熊野椥ノ森町42
・市バス208系統「今熊野」下車→徒歩3分
〈問い合わせ〉
新熊野神社(075-561-4892)
【初詣ガイド2025】六波羅蜜寺
〈概要〉
六波羅蜜寺は951(天暦5)年に醍醐天皇の第2皇子である光勝空也上人によって開創されました。当時京都に流行した悪疫退散のため、上人自ら十一面観音像を刻み、御仏を車に安置して市中を曳き回り、青竹を八葉の蓮片の如く割り茶を立て、中へ小梅と結び昆布を入れ仏前に献じた茶(皇福茶)を病者に授け、歓喜踊躍しつつ念仏を唱えてついに病魔を鎮められた―と伝えられています。
〈授与品〉
・皇福茶(おうぶくちゃ)授与
京都では、お正月に汲んだ若水を沸かし、小梅と結び昆布を入れた「大福茶」を飲む習慣がありますが、六波羅蜜寺のものだけは最初に天皇が飲まれたお茶なので「皇服茶」と呼ばれています。それを服すと、年中無病息災で邪気払って過ごせると伝えられています。
(期間:正月元日・2日・3日 午前8時30分~午後4時30分)
・己成金福寿弁財天福徳初稲穂を授与(毎日2000人限定)
六波羅探題を開かれた歴代将軍は、同寺の弁財天を祈願所と定められ、以来福徳自在・技芸成満のため参拝の香煙が絶えません。
(期間:正月元日・2日・3日 午前8時30分~午後4時30分)
〈アクセス〉京都市東山区ロクロ町81-1 六波羅蜜寺
・市バス 206 系統「清水道」下車→徒歩7分
・京阪電車「清水五条」駅下車→徒歩7分
・阪急電車「河原町」駅下車→徒歩15分
〈問い合わせ〉
六波羅蜜寺(075-561-6980)
第59回京の冬の旅キャンペーンが開催されます。このキャンペーンでは、「古都京都の文化財」が世界遺産に登録されてから30周年を迎えるのを記念して、世界遺産寺院の通常非公開の文化財が特別公開されます。
また、再興20周年を迎える「洛陽三十三所観音霊場」の寺院にもスポットを当て、普段は見学できない庭園、仏像、襖絵、建築など様々な文化財が期間限定で特別公開されます。
日時:2025年1月10日(金)~3月18日(火) 10時~16時30分
料金:大人 800円
子ども 400円
※開催日程・時間・料金が異なる場所もあります。
<特別公開箇所一覧>
〇予約不要
・臨済宗建仁寺派大本山建仁寺 西来院
・北法相宗大本山音羽山清水寺 随求堂
・紫雲山頂法寺(六角堂)
・真言宗智山派福聚山平等寺(因幡堂)
・浄土宗久遠山地蔵院(椿寺)
・臨済宗相国寺派鹿苑寺(金閣寺) 方丈
・臨済宗妙心寺派大本山龍安寺 仏殿・西の庭
・真言宗御室派総本山仁和寺 経蔵・五重塔
・真宗大谷派真宗本廟(東本願寺) 宮御殿・桜下亭
・真言宗総本山教王護国寺(東寺) 五重塔
・真言宗醍醐派総本山醍醐寺 三宝院
〇予約優先(Webからのみ)
・臨済宗大本山天龍寺 祥雲閣・雨甘亭
・臨済宗相国寺派慈照寺(銀閣寺) 本堂・弄清寺
〇完全予約(Webからのみ)
・僧侶がご案内する特別拝観 真宗大谷派真宗本廟(東本願寺) 諸殿
・僧侶がご案内する特別拝観 浄土真宗本願寺派本山本願寺(西本願寺) 書院・経蔵
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神奈川県立金沢文庫で特別展「運慶―女人の作善と鎌倉幕府―」が開催されています。
運慶は日本史上最も著名な、卓越した技量をもつ仏師です。また運慶の造仏は、実は北条政子や大弐局など、鎌倉幕府の有力な女性たちとも密接に結びついていました。この展覧会では、運慶と女性の関係に焦点を当てています。
日時:2024年11月29日(金)~2025年2月2日(日) 9時~16時30分
場所:神奈川県立金沢文庫(横浜市金沢区金沢町142)
観覧料:一般 800円
20歳未満・学生 600円
65歳以上 200円
高校生 100円
中学生以下・障がい者の方 無料
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福岡市博物館で親鸞聖人ご生誕850年 立教開宗800年慶讃 特別展「九州真宗の源流」が開催されています。
浄土真宗は親鸞聖人によって800年前に開かれ、全国に広がっていきました。展覧会では九州各地で守られてきた真宗各派寺院60カ寺からご提供された約165件の法宝物を通し、念仏の教えが九州においてどのような伝播の道をたどり、人々の心を惹きつけてきたのか、その歴史をひもときます。
日時:2024年11月23日(土)~2025年1月26日(日) 9時30分~17時30分
場所:福岡市博物館(福岡市早良区百道浜3丁目1-1)
観覧料:一般 1,500円
高大生 1,200円
中学生以下 無料
詳細は<<<こちら
梅窓院では毎年、仏教講座が開講されています。
3月7日は、「仏教民俗学」再考(2)の第3回です。伝来の仏教は、日本人の文化・生活・精神と深く関わり続け溶け込んできました。そこには仏教が日本の固有の民俗と接触し文化変容をとげてきた歴史があります。そこで仏教民俗の領域とともに、仏教行事を通して「仏教の民俗化」の過程を探っていきます。
講題:「仏教民俗学」再考(2)
第3回 仏教芸能―踊念仏と念仏踊―
講師:本林 靖久 先生(大谷大学、佛教大学講師、浄土真宗妙成寺住職)
日時:3月7日(金) 13時~15時
場所:浄土宗長青山寶樹寺梅窓院 祖師堂(東京都港区南青山2丁目26-38)
受講料:無料
お問い合わせ:梅窓院 広報部
TEL 03-3404-8588(受付時間 平日9:00~17:00)
※申込必須
梅窓院では毎年、仏教講座が開講されています。
2月7日は、「仏教民俗学」再考(2)の第2回です。伝来の仏教は、日本人の文化・生活・精神と深く関わり続け溶け込んできました。そこには仏教が日本の固有の民俗と接触し文化変容をとげてきた歴史があります。そこで仏教民俗の領域とともに、仏教行事を通して「仏教の民俗化」の過程を探っていきます。
講題:「仏教民俗学」再考(2)
第2回 仏教講―血縁と地縁―
講師:本林 靖久 先生(大谷大学、佛教大学講師、浄土真宗妙成寺住職)
日時:2月7日(金)、3月7日(金) 13時~15時
場所:浄土宗長青山寶樹寺梅窓院 祖師堂(東京都港区南青山2丁目26-38)
受講料:無料
お問い合わせ:梅窓院 広報部
TEL 03-3404-8588(受付時間 平日9:00~17:00)
※申込必須
梅窓院では毎年、仏教講座が開講されています。
2月21日は、ご法事の「お経」を読む②の第3回です。ご法事で読まれるいわゆる「お経」の中の「経典」(本来の意味の、狭義の「お経」)を題材にしています。
講題:ご法事の「お経」を読む②
第3回 「真身観文」を読む
講師:阿川 正貫 先生(浄土寺住職、大正大学講師)
日時:2月21日(金) 13時~15時
場所:浄土宗長青山寶樹寺梅窓院 祖師堂(東京都港区南青山2丁目26-38)
受講料:無料
お問い合わせ:梅窓院 広報部
TEL 03-3404-8588(受付時間 平日9:00~17:00)
※申込必須
梅窓院では毎年、仏教講座が開講されています。
1月17日は、ご法事の「お経」を読む②の第2回です。ご法事で読まれるいわゆる「お経」の中の「経典」(本来の意味の、狭義の「お経」)を題材にしています。
講題:ご法事の「お経」を読む②
第2回 「歎仏頌」を読む
講師:阿川 正貫 先生(浄土寺住職、大正大学講師)
日時:1月17日(金)、2月21日(金) 13時~15時
場所:浄土宗長青山寶樹寺梅窓院 祖師堂(東京都港区南青山2丁目26-38)
受講料:無料
お問い合わせ:梅窓院 広報部
TEL 03-3404-8588(受付時間 平日9:00~17:00)
※申込必須
梅窓院では毎年、仏教講座が開講されています。
3月6日は、日本仏教の歴史⑤の第2回です。分かりやすい入門的な講座となっています。
講題:日本仏教の歴史⑤
第2回 末法と浄土教
講師:林田 康順 先生(大正大学教授、大本山増上寺布教師、慶岸寺住職)
日時:3月6日(木) 13時~15時
場所:浄土宗長青山寶樹寺梅窓院 祖師堂(東京都港区南青山2丁目26-38)
受講料:無料
お問い合わせ:梅窓院 広報部
TEL 03-3404-8588(受付時間 平日9:00~17:00)
※申込必須