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「文化時報」コラム

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム 〈80〉春の満月

※文化時報2025年2月21日号の掲載記事です。  最近、よく彼女のことを思い出します。  彼女は、医療的マッサージのスペシャリストでした。その確かな技術に救われた人は数知れず、その分野を牽引(けんいん)する先駆者でもありました。さらに、起業家としてもやり手で、東京の一等地にとても雰囲気の良い施術ルームを設…

2025年5月14日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム 〈79〉スピリチュアルケアの分化

※文化時報2025年2月7日号の掲載記事です。  「スピリチュアルケア道」を探求しはじめて約15年。まだその道の千分の1ほどを歩いたにすぎませんが、さまざまな景色、音、香り、温度、想念が、この五感を通り抜けていきました。 …

2025年4月29日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム 〈78〉〝普通〟でない人

※文化時報2025年1月24日号の掲載記事です。  月に1度開いている地域のよろず相談の場で、先日、お子さんが学校に行かれなくなってしまった方のお話を聴く機会がありました。生まれつきお勉強がしづらい特性をもっているので、それもあいまって、家から一歩も外に出られなくなってしまったそうです。…

2025年4月14日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム 〈77〉お伊勢参り

※文化時報2024年12月20日号の掲載記事です。  先週末、仕事の関係で三重・松阪にお邪魔させていただいたので、ついでと言ってはなんですが、少し足を延ばして伊勢神宮を参拝しました。年末詣で活気づく境内を歩いていると、ふいに、あの時の一場面が鮮やかによみがえってきました。 …

2025年4月3日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム 〈76〉「自分」の髪の毛

※文化時報2024年12月6日号の掲載記事です。  修行中、女性ばかり十数名の修行僧のうち、半分は剃髪(ていはつ)し、残りの半分は有髪でした。

2025年3月21日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム 〈75〉夜中に呼ぶ声

※文化時報2024年11月22日号の掲載記事です。  今は亡き夫の介護をしていた頃の話です。  もともと私は看護師ですから、周りからは「手慣れたものだろう」と思われていました。たしかに、技術的な面で困ることはありませんでしたが、やはり「仕事」と「生活」は違います。…

2025年2月25日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム 〈74〉受けたもう

※文化時報2024年11月8日号の掲載記事です。  山伏の修行を体験してきました。星野文紘先達のもと、総勢二十数名の出羽三山鳳来講です。昔から修験の場である鳳来寺山は、深く、静かで、凜(りん)としていました。 …

2025年2月6日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム 〈73〉本場・台湾での研修

※文化時報2024年10月25日号の掲載記事です。  台北の大悲学苑に、スピリチュアルケアを志す総勢8名で「スピリチュアルケア研修」を受講しに行ってきました。現地の気温は30度超。この期間、日本も暑かったとのことですが、台北はまるで真夏に戻ったような気候でした。 …

2025年1月18日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム 〈72〉満たされるアドバイス

※文化時報2024年10月11日号の掲載記事です。  こんなワークショップがあります。AさんとBさん、2人で組んでいただきます。一方は相談する人、もう一方は相談を受ける人と役割を決めます。相談をするAさんは、何か一つ、現在抱えている困り事や悩み事をピックアップして、Bさんに2回、同じ内容で相談します。Bさんにはそ…

2024年12月20日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム 〈71〉ハトはハト

※文化時報2024年9月27日号の掲載記事です。  5歳になった時、私が「ピアノを弾く娘」だという幻想を抱いていた母は、先生を家に呼んで私にピアノを習わせ始めました。 …

2024年11月30日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム 〈70〉むき出しの「感性」

※文化時報2024年9月6日号の掲載記事です。  1978(昭和53)年。YMO。ファンの間で「タンス」と呼ばれたシンセサイザーで作り出される画期的な機械的音楽は、新たな音楽分野「テクノポップ」をたたき出しました。演奏する彼らのなんとも不思議な雰囲気も相まって、世界中が、この斬新な音楽の神の降臨に熱狂したものです…

2024年11月19日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム 〈69〉「墓じまい」と僧侶

※文化時報2024年8月23日号の掲載記事です。  先日、ネットニュースである記事を読みました。「墓じまい」や「仏壇じまい」について書かれた記事でした。

2024年11月2日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム 〈68〉人生にも潮目あり

※文化時報2024年8月2日号の掲載記事です。  「潮目が変わる」「潮目を読む」。政治やビジネスの世界ではしばしば使われる表現ですが、振り返ってみればこれまでの「人生」の中にも、そんな状況がいくつかありました。 …

2024年10月21日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム 〈67〉「陰」を忘れない

※文化時報2024年7月19日号の掲載記事です。  物事には、必ず「陰陽」があります。太陽と月のように。昼と夜のように。火と水のように。とにかく、この世にある全てのものには「陰陽」があり、「陰陽」は同時に存在するものだと感じています。もちろん、人の心においてもしかり。称賛と嫉妬。敬愛と侮蔑。求愛と拒絶。いやはや、…

2024年10月9日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム 〈66〉貧弱な想像力

※文化時報2024年7月5日号の掲載記事です。  先日、前途洋々、気力満ち満ちた若い僧侶と話す機会に恵まれました。

2024年9月23日

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