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インタビュー

橋渡しインタビュー

電動車椅子に乗って店を切り盛りする杉浦幸博さん
橋渡しインタビュー 「杉くんの駄菓子屋」へ行こう 杉浦幸博さん

 愛知県岡崎市に住む杉浦幸博さん(45)は幼い頃に脊髄性筋萎縮症を患い、電動車椅子で生活している。2010(平成22)年、ほっとcom合同会社を立ち上げ、「杉くんの駄菓子屋」の店長になった。店内にはユーモアあふれる手作りくじ、ちょっと笑えるマニアックな駄菓子など、思わず手に取りたくなる商品が並ぶ。子どもを中心に老若男女…

2024年3月14日

写真①アイキャッチ兼用 梅宮さん キャプ 梅宮俊明さん。自動車事故から自立の道を目指した
橋渡しインタビュー 口と足で描く画家たちの未来 松澤雅美さん

 今から60年以上前、生まれつき両腕のない、あるいは失った画家たちが集い、「自立」という志を掲げて絵を描き始めた。以来、現在に至るまでさまざまな作品が世に出ている。収入を得られるように販売を促進しているのが、「口と足で描く芸術家協会」(東京都新宿区)。代表の松澤雅美さん(66)に、画家たちの創作風景や啓発活動、日本にと…

2024年3月7日

(写真①アイキャッチ兼用  キャプ:講演する江藤惠美さん。デザイナーであり、福祉事業所の経営者でもある)
橋渡しインタビュー 福祉×デザイン×地域創生に挑む 江藤惠美さん

 障害のある人の親やきょうだいなど親族の立場にある専門家たちでつくる一般社団法人「親なきあと」相談室関西ネットワーク(藤原由親・藤井奈緒代表理事)は1月22日、大阪市立青少年センター(大阪市東淀川区)で第36回セミナーをオンライン併用で開いた。デザイナーで就労継続支援B型事業所=用語解説=を運営する江藤惠美(めぐみ)さ…

2024年2月28日

写真① プールで教えるまりんさん キャプ 子どもたちのペースで泳ぎを教える安田まりんさん
橋渡しインタビュー どんな子も笑顔になるプール教室 安田まりんさん

 「水泳を通して子どもたちに寄り添いたい」。元水泳選手の安田まりんさん(32)は、その一心でNPO法人ベースプラス(東京都品川区)を2013年に立ち上げた。現在は東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪で、知的障害や精神障害のある子を含む小学生たちを対象に、水泳教室を開いている。選手時代に感じた苦悩を乗り越え、強さよりも楽しさを…

2024年2月16日

写真②アイキャッチ兼用:黒背景 横向きの藤さん キャプ:うれしい時も悲しい時も、音楽が藤さんのそばにある
橋渡しインタビュー 介護+「好きなこと」を大切に 藤良多さん

 水戸市を活動拠点とする介護福祉士兼シンガー・ソングライター、藤良多さん(38)。2011(平成23)年の東日本大震災をきっかけに、被災地を含む東日本各地へ歌を届けた。亡き父から言われた「立派な介護福祉士になれよ」との言葉を胸に、勤務先の介護施設では、利用者に全力で向き合う。…

2024年2月9日

写真⑤アイキャッチ兼用 にこやかに微笑むふたり キャプ 今年はどこへ行くのか、どんな人に会えるのか楽しみにしている
橋渡しインタビュー ALSの暮らしに迫る たか&ゆうき

 福祉仏教for believeでおなじみの音楽ユニット「たか&ゆうき」は、2024年も2人で音楽活動を続けていくと前向きだ。筋萎縮性側索硬化症(ALS)=用語解説=患者の「たか」こと古内孝行さん(43)は昨年、風邪の悪化から肺炎になり入院した。一時は気管切開を迫られたが退院し、現在は体調を気遣いながら家族と暮らす。介…

2024年2月4日

(写真①アイキャッチ兼用 松川さん笑顔1人 キャプ:株式会社RESTA代表取締役の松川力也さん)
橋渡しインタビュー 障害のある自分をロールモデルに 松川力也さん

 福島県須賀川市出身の松川力也さん(24)は、中学生の時に脳動静脈奇形で左半身まひになった。決死のリハビリとひたむきな努力で、高校卒業後は言語聴覚士の専門学校へ進み資格を取得した。総合病院と就労継続支援A 型事業所で勤めた経験を生かし、現在は3社の法人を経営。株式会社RESTAでは障害者に特化した、ビシネスに必要なオン…

2024年1月23日

帽子をかぶっておしゃれを楽しむ
橋渡しインタビュー 髪の毛に人生を左右されない 松岡千尋さん

 京都府向日市の小学校で教員として働く松岡千尋さん(38)は、毛髪疾患(ヘアロス)の当事者だ。教員として勤めだして2年目に髪が抜け落ち、さまざまな経験のあと、ターバンを頭に巻くようになった。「髪がないことで、生きにくさを感じるのはもったいない」。講演活動を通じて、人を見た目で判断しない社会にすることを目指している。(主…

2024年1月12日

清史彦氏
橋渡しインタビュー ビハーラで医療・福祉職と協働 清史彦住職

※文化時報2023年12月1日号の掲載記事です。  医療・福祉職と宗教者との協働が叫ばれるようになってから、ずいぶんたつ。そうした中、仏教を基本に社会福祉事業を展開するNPO法人ビハーラ21(大阪市平野区)は今年、創立20周年を迎えた。創立メンバーの清史彦・真宗大谷派瑞興寺(同区)住職(71)は、同法人が売上高3…

2024年1月4日

弁護士たちの熱演が繰り広げられた舞台
橋渡しインタビュー 子どもと弁護士でつくる演劇「もがれた翼」

 日本が子どもの権利条約を批准したのは1994(平成6)年。以来、子どもは大人と同じように、一人の人間として守られ、医療・教育・生活などへの支援が保障されるようになった。大人は子どもの意見に耳を傾け、思いを尊重しなければならないが、必ずしも誰もができているわけではない。そうした中、東京弁護士会は子どもたちと弁護士でつく…

2023年12月27日

写真①アイキャッチ兼用4人
橋渡しインタビュー 第二の人生、がんサポートナース 磯辺恭子さん

 埼玉県飯能市の磯辺恭子さん(51)は長年、看護師として病院の外来で勤めながらがん患者に寄り添ってきた。さまざまな闘病生活や看取(みと)りを経験し、「これから先、どんな看護師でありたいか」を考えて昨年、一般社団法人がんサポートナースの講習を受けた。がんと診断された人や家族と、緩和ケアなどの医療従事者の活動支援を目的に、…

2023年12月21日

写真②アイキャッチ兼用 田中さん正面
橋渡しインタビュー 鼻笛の音色を介護現場に 田中研さん

 埼玉県入間市の鼻笛奏者、田中研さん(56)は今年で介護士歴11年目を迎えた。介護職に就いた翌年、テレビで偶然見た鼻笛の音色にひかれ、独学で学び始めた。人前で演奏するようになり、レクリエーションや入居者との交流を、鼻笛を通して深めているという。「鼻と口さえあれば年齢、性別、病状はほぼ関係なく、誰でも気軽に音を奏でられる…

2023年12月8日

女優・ダンサー 森田かずよさん ©藤本ツトム(copyright_Tsutomu Fujimoto)-1
橋渡しインタビュー 義足のダンサー「身体は美しい」森田かずよさん

 大阪市の俳優・ダンサー森田かずよさん(46)は、先天性側彎(そくわん)症と二分脊椎症を患っている。小学校から普通学級で過ごし、18歳でダンスや演劇に興味を抱いた。大学受験では障害による進路の壁にぶつかり、現実の厳しさを目の当たりにしたものの、反骨精神でひたむきに「表現」と向き合い、今日まで踊り続けてきた。2021年東…

2023年11月25日

全種類集めたくなる缶バッジ。おみくじも付いている
橋渡しインタビュー 「花手水缶バッジ」で観光振興 就Bとお寺協力

 埼玉県川越市にある就労継続支援B型事業所=用語解説=のリンクス川越事業所と天台宗最明寺が「恋する花手水」の缶バッジを共同製作し、人気を集めている。お寺の境内にカプセルトイを設置し、墓参りや観光で訪れた参拝者のお土産として好評なのだという。1500個以上を売り上げ、20代〜60代と幅広い世代から支持されるグッズが、どの…

2023年11月17日

イラストレーターのゆゆぱんちさん
橋渡しインタビュー 吃音症でも好きな仕事に就く ゆゆぱんちさん

 堺市のイラストレーターゆゆぱんちさん(24)は、生まれつき吃音(きつおん)がある。思いや考えをうまく言葉に出せず、子どもの頃から治したいとできる限りの努力を続けたが、学校生活や就職先でも苦労した。「吃音症は成長とともに治る人もいれば、治らない人もいる」。そんな現実を目の当たりにしながら、DTPデザイナーとして働く傍ら…

2023年11月9日

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