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「文化時報」コラム

生き直し―非行・自傷・依存と向き合って―
『文化時報』コラム 〈4〉名刺

※文化時報2024年11月5日号の掲載記事です。  名刺が1枚あれば、初めて出会った人を前にしても自分が何者かを説明できる。社会において私がどういう立場で何をしている人間なのかを、社会が説明してくれることになるので、ある程度信用してもらうことが可能になる。 …

2025年3月9日

『文化時報』コラム 〈92〉医療者向けの法話

※文化時報2024年11月12日号の掲載記事です。  衆議院選挙も終わり「このままではいけない」と思う国民の声が少しは反映されたのではないかと思う。大阪は19の選挙区全てで日本維新の会の候補者が当選するという結果になった。他の都道府県から見れば「大阪だけ異質」と映っているのかもしれない。 …

2025年3月3日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム 〈75〉夜中に呼ぶ声

※文化時報2024年11月22日号の掲載記事です。  今は亡き夫の介護をしていた頃の話です。  もともと私は看護師ですから、周りからは「手慣れたものだろう」と思われていました。たしかに、技術的な面で困ることはありませんでしたが、やはり「仕事」と「生活」は違います。…

2025年2月25日

ヒューマニズム宣言サムネイル
『文化時報』コラム 〈75〉詩人の言葉が紡ぐ「冤罪」

※文化時報2024年11月29日号の掲載記事です。  昭和、平成、令和の3時代を詩人として生きた谷川俊太郎さんが亡くなった。教科書に掲載され、誰もが子どものときに朗読した「朝のリレー」、反戦歌として知られる「死んだ男の残したものは」など、汲(く)めども尽きぬ泉のごとく湧き出る言葉を自在に操り、織りなした詩の数々は…

2025年2月21日

生き直し―非行・自傷・依存と向き合って―
『文化時報』コラム 〈3〉財布

※文化時報2024年10月22日号の掲載記事です。  ある日、天王寺駅近くの花壇に腰掛けていたら、少し離れた場所に黒っぽい革財布が落ちているのを見つけた。

2025年2月15日

『文化時報』コラム 〈91〉苦しみに向き合う布教

※文化時報2024年10月29日号の掲載記事です。  生活指導の教員でありながら、息子が手のつけられない非行少年だったという女性に出会った。職場である学校では先生としてふるまい、息子の学校では頭を下げ続ける母親だったそうだ。 …

2025年2月11日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム 〈74〉受けたもう

※文化時報2024年11月8日号の掲載記事です。  山伏の修行を体験してきました。星野文紘先達のもと、総勢二十数名の出羽三山鳳来講です。昔から修験の場である鳳来寺山は、深く、静かで、凜(りん)としていました。 …

2025年2月6日

ヒューマニズム宣言サムネイル
『文化時報』コラム 〈74〉対立と分断の果てに

※文化時報2024年11月15日号の掲載記事です。  選挙前には「史上まれにみる激戦」と報じられていたアメリカ大統領選挙だったが、ふたを開けてみればそれほどの接戦ともならないまま早々とトランプ氏が勝利宣言を行った。マイノリティーや多様性を象徴する存在として、史上初の女性大統領を目指したハリス氏の夢は、かなうことな…

2025年1月31日

生き直し―非行・自傷・依存と向き合って―
『文化時報』コラム 〈2〉霊的な病

※文化時報2024年10月8日号の掲載記事です。  自助グループのメンバーの一人として、兵庫県内の刑務所へメッセージを運んだときのことだ。電車に揺られながら向かう道中で、仲間といろいろな話をした。その中で言われたひと言が、今も心に残る。 …

2025年1月27日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム 〈73〉本場・台湾での研修

※文化時報2024年10月25日号の掲載記事です。  台北の大悲学苑に、スピリチュアルケアを志す総勢8名で「スピリチュアルケア研修」を受講しに行ってきました。現地の気温は30度超。この期間、日本も暑かったとのことですが、台北はまるで真夏に戻ったような気候でした。 …

2025年1月18日

ヒューマニズム宣言サムネイル
『文化時報』コラム 〈73〉福井事件、3度目の春

※文化時報2024年11月1日号の掲載記事です。  去る8月19日に再審法改正イベントのため福井を訪れたことについて、8月30日付本連載の第69回「春嶽の像の前で」で触れたが、その福井で起きた事件の再審請求で朗報が舞い込んできた。1986(昭和61)年に発生し、97(平成9)年に有罪が確定した福井女子中学生殺人事…

2025年1月11日

生き直し―非行・自傷・依存と向き合って―
『文化時報』コラム 〈1〉私にとっての依存症

※文化時報2024年9月24日号の掲載記事です。  渡邊洋次郎といいます。年齢は48歳で、大阪に住んでいます。今回はひょんなことから文化時報さんで連載を書かせていただくことになりました。国語や文章を書く勉強を学生時代にちゃんとしてこなかったので、かなり独特な表現が多いかもしれませんが、お許しいただけたらと思います…

2025年1月6日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム 〈72〉満たされるアドバイス

※文化時報2024年10月11日号の掲載記事です。  こんなワークショップがあります。AさんとBさん、2人で組んでいただきます。一方は相談する人、もう一方は相談を受ける人と役割を決めます。相談をするAさんは、何か一つ、現在抱えている困り事や悩み事をピックアップして、Bさんに2回、同じ内容で相談します。Bさんにはそ…

2024年12月20日

ヒューマニズム宣言サムネイル
『文化時報』コラム 〈72〉過而不改、是謂過矣

※文化時報2024年10月18日号の掲載記事です。    袴田事件=用語解説=の再審無罪判決が確定した。10月8日、私は東京から京都に向かう新幹線の車内で「検察官が控訴断念」の一報に接した。事件から58年、死刑確定から44年。無実でありながら、日々死刑執行の恐怖に晒された巖さんと、同じ年月を、人生の全てを懸けて弟を…

2024年12月12日

福祉仏教の現場から
『文化時報』コラム 〈90〉法話と緩和ケア

※文化時報2024年10月15日号の掲載記事です。  死神(しにがみ)から呪文を教わり重い病気の人を回復させて大もうけする噺(はなし)がある。「死神」という有名な古典落語の演目だ。…

2025年1月22日

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