※文化時報2024年8月23日号の掲載記事です。 先日、ネットニュースである記事を読みました。「墓じまい」や「仏壇じまい」について書かれた記事でした。
2024年11月2日
※文化時報2024年8月30日号の掲載記事です。 袴田事件=用語解説=の再審公判の判決日まで、あと1カ月となった。無罪判決が出されることは間違いないが、事件から58年という気の遠くなるような年月を要した。無実の人を冤罪から救い出すための再審制度の不備が、これほど残酷な形で露呈した今こそ、ただちに再審法改正を実現…
2024年10月29日
※文化時報2024年8月20日号の掲載記事です。 夏の甲子園は今年から午前と夕方の2部制を部分的に導入することになった。猛暑が続く8月に行われる大会である。選手のみならず応援に訪れる保護者や生徒の健康面を考えると、もっともっと議論が必要であろう。 …
2024年10月25日
※文化時報2024年8月2日号の掲載記事です。 「潮目が変わる」「潮目を読む」。政治やビジネスの世界ではしばしば使われる表現ですが、振り返ってみればこれまでの「人生」の中にも、そんな状況がいくつかありました。 …
2024年10月21日
※文化時報2024年8月9日号の掲載記事です。 1598(慶長3)年、豊臣秀吉は2度目の朝鮮出兵を敢行した。秀吉が重用した千利休によって武家社会で茶の湯文化が花開く中で、朝鮮で作陶された高麗茶碗に高い価値が認められていた。当時の日本には高麗茶碗と同じレベルの焼き物を作る技術がなかった。…
2024年10月17日
※文化時報2024年7月30日号の掲載記事です。 一般財団法人安住荘は1974(昭和49)年7月24日が法人成立の日として登記されている。 ところが不動産関係の書類を見ると、それ以前の日付で個人から財団法人への寄付があったと記されている。引き継ぎを受けた者としては、できるだけ事実に近いことを後世に伝承し…
2024年10月13日
※文化時報2024年7月19日号の掲載記事です。 物事には、必ず「陰陽」があります。太陽と月のように。昼と夜のように。火と水のように。とにかく、この世にある全てのものには「陰陽」があり、「陰陽」は同時に存在するものだと感じています。もちろん、人の心においてもしかり。称賛と嫉妬。敬愛と侮蔑。求愛と拒絶。いやはや、…
2024年10月9日
※文化時報2024年7月12日号の掲載記事です。 もう20年近く前のこと、鹿児島で弁護士になったばかりの私に、「早稲田大学校友会鹿児島県支部」から支部総会の案内状が送られてきた。1985(昭和60)年に早稲田大学を卒業してから、すでに20年余りが経過していた。学生時代を過ごした首都圏から遠く離れた鹿児島に移住し…
2024年10月5日
※文化時報2024年7月9日号の掲載記事です。 「文化時報 福祉仏教入門講座」第5期のケーススタディーで出た課題を一つ。「地域の子育てママさんが『マルシェ(市場)をやりたいから場所を貸してほしい』と言ってきたらどうしますか?」。さて、読者諸氏ならどう答えるだろうか? …
2024年9月29日
※文化時報2024年6月25日号の掲載記事です。 NHKクローズアップ現代で「知らない間に火葬された〝あふれる遺体〟相次ぐトラブルの実態」が今月10日に放送された。実際に身寄りがない人の火葬手続きをしている筆者からすれば、いささかミスリードなタイトルだと思った。…
2024年9月12日
※文化時報2024年6月21日号の掲載記事です。 「失ってみて初めてそのありがたみが分かる」などと、巷(ちまた)ではよく言いますが。人生の中には、それをリアルに感じさせてもらう機会が、どうやらしっかり用意されているようです。 …
2024年9月6日
※文化時報2024年6月14日号の掲載記事です。 袴田事件=用語解説=の再審公判が結審した翌日である5月23日、私は静岡から大津に移動した。2020年3月にやり直しの裁判である再審で無罪判決が言い渡された湖東記念病院事件=用語解説=について、元被告人の西山美香さんが国(検察)と滋賀県(警察)を相手取って損害賠償…
2024年8月30日
※文化時報2024年6月11日号の掲載記事です。 従業員の行動指針に当たるクレドが「生まれてきてよかった」から始まる法人がある。大阪府東大阪市で就労移行支援事業所などを運営している一般社団法人アミュー(岩﨑勝代代表)だ。先日、自己肯定感についてのイベントに参加してきた。 …
2024年8月25日