※文化時報2024年7月19日号の掲載記事です。 障害のある人への人権侵害にとどまらない。明白な命の選別があったことを、私たち一人一人が負の歴史として記憶に刻み込む必要がある。 …
2024年9月18日
※文化時報2024年6月11日号の掲載記事です。 佛教大学は5月31日、女子少年院「丸亀少女の家」(香川県丸亀市)の筒井千景施設長と多摩少年院(東京都八王子市)の青木治院長を招き、矯正教育で用いる動機づけ面接法=用語解説=の授業を行い、3、4年生22人が手法を学んだ。 …
2024年9月16日
※文化時報2024年7月5日号の掲載記事です。 神戸の街中から少し外れた住宅地に、ペット霊園を構えるお寺がある。浄土宗藤之寺(望月昭成住職、神戸市兵庫区)。寺の娘として生まれた谷口花織さん(60)が夫で副住職の充徳さん(62)と共に、境内でペット供養や寺カフェを行っている。飼い主たちが訪れる環境を整えることで、…
2024年9月15日
※文化時報2024年4月2日号の掲載記事です。 2013(平成25)年創業の株式会社ファミリーヒストリー記録社(東京都足立区、吉田富美子社長)は、その名の通り家族の歴史を聞き、調べ、記録する調査会社である。さまざまな依頼に応じているが、特に力を入れているのは「軍歴証明書」の解説だ。通常は「家族の歴史が分かって良…
2024年9月13日
※文化時報2024年7月2日号の掲載記事です。 日本仏教看護・ビハーラ学会(会長・今井洋介長岡西病院緩和ケア科部長)は6月22、23の両日、龍谷大学大宮学舎(京都市下京区)で第20回年次大会「ビハーラの原点に返って未来へ~願われたいのちを共に」を行った。ビハーラ=用語解説=の提唱者で学会発起人代表の田宮仁(まさ…
2024年9月11日
※文化時報2024年7月2日号の掲載記事です。 西山浄土宗来迎寺(福井隆和住職、京都府向日市)は、地域の人々が憩う空間「釈迦fe(シャカフェ)」の開設を機に、困窮する子どもたちの居場所づくりや地域食堂、マルシェなど週替わりで多彩な活動を行い、常に誰かが通うお寺になった。中心になっているのが、寺庭婦人の福井ともみ…
2024年9月9日
※文化時報2024年6月28日号の掲載記事です。 臨済宗妙心寺派龍津(りょうしん)寺(静岡市清水区)の勝野秀敏住職は、地元小学校と連携して学習教室や地域食堂を開き、憲法に保障された幸福に生きる権利や平和主義の大切さを、子どもたちに教えている。憲法の理念が仏教の教えにもつながっていると考えるからだ。世界中で紛争が…
2024年9月7日
※文化時報2024年6月11日号の掲載記事です。 キリスト教精神に基づいた教育について考える日本キリスト教教育学会(会長・伊藤悟青山学院大学教授)は5月31日と6月1日、同志社大学今出川キャンパス(京都市上京区)で第36回学会大会を開催した。統一テーマは「キリスト教教育の伝統と革新」。多様な悩みを抱える青少年に…
2024年9月5日
※文化時報2024年6月7日号の掲載記事です。 寺院の社会活動を支援する浄土宗ともいき財団(佐藤行雄理事長)は5月29日、東京都内で2024年度助成金交付式と23年度の活動報告・意見交換会を行った。24年度の助成金は前年比約750万円増の2282万円で67団体に交付。貧困対策、介護者支援、子ども食堂など公益性の…
2024年9月3日
※文化時報2024年6月25日号の掲載記事です。 障害のある子やひきこもりの子の「親なきあと」について語り合おうと、千葉県船橋市の日蓮宗上行寺船橋別院は13日、「親あるあいだの語らいカフェ」を開いた。午前は一般財団法人お寺と教会の親なきあと相談室の理事兼アドバイザー、藤井奈緒さんが講演。午後は遠山玄秀副住職のフ…
2024年9月1日
※文化時報2024年6月18日号の掲載記事です。 浄土宗願生寺(大河内大博住職、大阪市住吉区)は1日、地域住民と共に緊急時の対応などを考える第2回防災ワークショップを開催した。住民7人と医療的ケア児=用語解説=の母親3人が参加。防災看護を専門とする亀井縁・四天王寺大学教授の指導で、避難所運営ゲーム(HUG)を行…
2024年8月31日
※文化時報2024年6月21日号の掲載記事です。 高さ20メートルに及ぶ石像が境内に安置され、桜の名所としても知られる真言宗系単立寺院の壷阪寺(奈良県高取町)。実は、日本で最初の盲老人ホーム「慈母園」が設立された地でもある。先代住職の故・常盤勝憲さんは、周囲の反対を押し切り、境内にホームを建設した。現在は社会福…
2024年8月28日
※文化時報2024年6月28日号の掲載記事です。 改正子ども・若者育成支援推進法が5日の参院本会議で可決・成立した。国や自治体が「ヤングケアラー」の支援に努めることを明確に打ち出した法改正である。青少年に関わる機会の多寡にかかわらず、宗教者はぜひ注目してほしい。 …
2024年8月26日
※文化時報2024年6月14日号の掲載記事です。 真宗佛光寺派は6日、本山佛光寺(京都市下京区)で「僧伽(さんが)に学ぶ研修会」を開いた。障害のある子やひきこもりの子と家族への伴走型支援を目指す一般財団法人お寺と教会の親なきあと相談室(小野木康雄代表理事)の理事兼アドバイザー、藤井奈緒氏が「お寺ができる『親なき…
2024年8月24日
※文化時報2024年7月26日号の掲載記事です。 宗教者と医療者が真宗の教えを学んでビハーラ活動=用語解説=を推進する「ビハーラ医療団」(事務局・仁愛大学、福井県越前市)は、昨年9月に開催した研修会「仏教と医療を考える集い」の講義集を刊行した。第21回大会のテーマを元に「老病死を支える―仏教チャプレンの臨床レポ…
2024年8月22日