※文化時報2023年5月26日号の掲載記事です。 障害のある子やひきこもりの子の世話を親ができなくなる「親なきあと」の問題について考えようと、真宗高田派妙華寺(みょうけじ)(中川和則住職、津市)は13日、津市久居アルスプラザで一般向けの講演会を開いた。一般財団法人お寺と教会の親なきあと相談室(小野木康雄代表理事…
2023年6月30日
※文化時報2023年5月19日号の掲載記事です。 「1カ月に1度の食事提供で、残りの29日は大丈夫なのか」。そんな心配が原動力だった。2019(平成31)年に子ども食堂=用語解説=を始めた浄土宗勝榮寺(山口県周南市)の原田宗隆住職(48)は、子ども食堂の輪を近隣地域の官・民・学へ広げることで、貧困家庭の支援を強…
2023年6月26日
※2023年5月12日号の掲載記事です。 『ツレがうつになりまして。』(幻冬舎)の作者で漫画家の細川貂々(てんてん)さんが、兵庫県宝塚市の真言宗大覚寺派成福院(今井弘道住職)で「生きるのヘタ会?」を開いた。2019(令和元)年9月から30回以上にわたり実施しているイベントで、かねてより希望していたというお寺での…
2023年6月23日
※文化時報2023年5月19日号の掲載記事です。 障害のある子やひきこもりの子の親たちが、自分が面倒を見られなくなる「親なきあと」の問題について語り合えるようにと、愛知県岡崎市の真宗大谷派本光寺(稲前恵文住職)は9日、「親あるあいだの語らいカフェ」を開いた。市内や近隣の当事者家族と支援者、行政関係者ら24人が参…
2023年6月21日
【「現代の宗教者」ウェブ投票で選びます!】 あなたの知っているお坊さんや神主さん、牧師さん(以下、宗教者)を教えて下さい。「活動が広がれば、社会や世界が幸せになる」と思える方です。 Googleフォームでアンケートを募っています。是非ともご協力下さい。…
2023年6月9日
※文化時報2023年5月12日号の掲載記事です。 浄土真宗本願寺派の宗門関係校、武蔵野大学(西本照真学長、東京都江東区)は、創立100周年を迎える2024年4月、ウェルビーイング学部を新設する。ウェルビーイング専門の学部としては世界初だという。 …
2023年6月17日
※文化時報2023年5月2日号の掲載記事です。 ケアに携わる人々が人間性や精神性を高めなければ、より深いケアはできないのではないか。そんな問題意識の下、カトリック修道女(シスター)で上智大学グリーフケア研究所名誉所長の髙木慶子氏(86)が、一般社団法人「全人力を磨く研究所」(神戸市須磨区)を設立した。三十数年来…
2023年6月14日
※文化時報2023年4月21日号の掲載記事です。 大阪府豊中市の浄土真宗本願寺派浄久寺(森祐昭住職)が、お寺開放デー「おにぎりの日」と題するイベントを始めた。市内で生活困窮者を支援する食堂「ごはん処(どころ)おかえり」を運営する上野敏子さんと連携した初めての取り組みで、「誰もが来られる場づくりを、お寺でしたい」…
2023年6月11日
※文化時報2023年4月28日号の掲載記事です。 大阪府柏原市の浄土宗安福寺(大﨑信人住職)は14日、4回目の「親あるあいだの語らいカフェ」を開いた。障害のある子やひきこもりの子の親たちが、子の世話をできなくなった後の「親なきあと」について語り合う催し。今回は初の試みとして、総本山知恩院(京都市東山区)の布教師…
2023年6月8日
※文化時報2023年1月17日号の掲載記事です。 学研ホールディングスの子会社で高齢者住宅事業会社の学研ココファン(東京都品川区)は2022年10月、葬儀事業に本格参入した。同社は定員数3位の高齢者住宅事業会社の大手。同業他社が追随することも予想され、葬儀業界のみならず宗教界にも影響を及ぼす可能性がある。 …
2023年6月5日
※文化時報2023年4月14日号の掲載記事です。 団塊の世代が75歳以上の後期高齢者になり、社会保障費の増大が懸念される「2025年問題」が間近に迫った。医療・福祉と連携して、高齢者の暮らしをサポートする地域包括支援センター=用語解説=の役割はますます重要になる。そんな中、お寺とタッグを組んで多彩なイベントを展…
2023年6月3日
※文化時報2023年3月31日号の掲載記事です。 大正大学(髙橋秀裕学長、東京都豊島区)の地域構想研究所BSR推進センターは3日、シンポジウム「超高齢社会における寺院・僧侶の可能性」をオンライン併用で開いた。伝統的な月参りや新たな取り組みとしての介護者カフェ=用語解説=について、4人の識者が講演し、討議した。 …
2023年5月31日
※文化時報2023年4月21日号の掲載記事です。 全国青少年教化協議会(理事長・服部秀世曹洞宗宗務総長)付属の教育研究機関である臨床仏教研究所は12日、東京グランドホテル(東京都港区)で公開研究会を開いた。スウェーデン・ルーテル教会のグスタフ・エリクソン司祭が「いのちのケアの実践」をテーマに講演し、神仁(じん・…
2023年5月29日
※文化時報2023年4月11日号の掲載記事です。 大正大学(髙橋秀裕学長、東京都豊島区)心理社会学部臨床心理学科3年の大畠花帆さん(20)が今月下旬、臨済宗妙心寺派養源寺(山田元文住職、東京都文京区)で寺庭の山田直子さんと子ども食堂を開設する。大学の奨学金制度を活用し、子育ての悩みを相談できる少人数の居場所づく…
2023年5月27日
※文化時報2023年4月4日号の掲載記事です。 慈悲や思いやりと訳されるコンパッションに根差した地域づくりを考えようと、日本ホスピス・在宅ケア研究会は3月26日、「全国大会in仙台」プレ大会をオンラインで開いた。僧侶を含む約150人が参加し、コンパッション都市という新しい概念について学んだ。…
2023年5月25日