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TOP > 『文化時報』コラム > 福祉仏教の現場から
『文化時報』コラム 〈80〉僧侶は身近な存在か?

※文化時報2024年5月14日号の掲載記事です。  「風が吹いても痛い」とはよくいったものである。連休終盤に足の親指の付け根あたりが赤く腫れてきた。連休明けの火曜日朝は靴が履けないくらいの痛みがあった。 …

2024年7月23日

福祉仏教の現場から
『文化時報』コラム 〈79〉灯台もと暗しのお寺

※文化時報2024年4月23日号の掲載記事です。  今年は桜が遅かった。  昨年より復活した春のバスツアー。瑞興寺(筆者の所属寺)のご門徒さんと一緒にお花見に出かける。毎年4月の第1週に行く。今年のように咲き始めなのは珍しい。大阪より北に位置する彦根城へ向かったのでなおさらだった。 …

2024年7月11日

『文化時報』コラム 〈78〉実践力を鍛える講座

※文化時報2024年4月9日号の掲載記事です。  2日、文化時報「福祉仏教入門講座」第5期の最終講があった。最後は「ケーススタディー」が恒例となっている。筆者のところへ実際にあった相談を教材として「私ならこうする」という考えをグループに分かれて出し合ってもらった。 …

2024年6月29日

『文化時報』コラム 〈77〉その人のニーズを聞く

※文化時報2024年3月26日号の掲載記事です。  「制度が正しいのではなく、その人のニーズが正しいのだ」。富山市にあるNPO法人「デイサービスこのゆびとーまれ」代表の惣万(そうまん)佳代子さんは話した。3月16日、大阪市生野区で開催された「地域共生ケア全国ネットワーク研究交流フォーラムin大阪」での一言だ。 …

2024年6月21日

『文化時報』コラム 〈76〉宗教間交流のすすめ

※文化時報2024年3月12日号の掲載記事です。  「凹(くぼ)い所に難儀が集まる。凹い所には宗教者が必要」と聞いたことがある。昨年7月に亡くなった金光教羽曳野教会長・渡辺順一先生がおっしゃっていたそうだ。渡辺先生は、アパートを借り上げてシェルターを開設していた。行き場のない人のために一時的な住居を提供していたの…

2024年6月9日

『文化時報』コラム 〈75〉国家とお金と仏教

※文化時報2024年2月27日号の掲載記事です。  前回のコラム「2月は忙しい」に対して読者からご指摘があった。「建国記念の日」が正しいと。日常会話で「建国記念日」と簡単に口にしているので、よく確認せず原稿に書いてしまったことを反省している。 …

2024年5月28日

『文化時報』コラム 〈74〉2月は忙しい

※文化時報2024年2月13日号の掲載記事です。  文化時報の読者諸氏は寺院関係者が多いと思う。あすはバレンタインデー。チョコレートを渡したり受け取ったりしているのだろうか? 節分の日に巻き寿司(のり巻き)を丸かぶりする人は少ないような気はするが、チョコの受け渡しは案外しているのだろうと想像している。 …

2024年5月14日

『文化時報』コラム 〈73〉法話への期待

※文化時報2024年1月30日号の掲載記事です。  「まちの保健室=用語解説=で法話をしてくださいよ」と看護師から頼まれた時は、正直言って嫌だった。あかんのん安住荘(大阪市平野区)で月に1回開催されるまちの保健室は、看護師に健康チェックをしてもらい健康相談をする場である。それを目的で集まる地域住民の前で法話をする…

2024年5月2日

福祉仏教の現場から
『文化時報』コラム 〈72〉宗教者は何をすれば

※文化時報2024年1月16日号の掲載記事です。  NHK紅白歌合戦に東本願寺御影堂門が映って飛び上がった。食い入るように画面を見つめていると、Adoさんというミュージシャンが能舞台で歌っていた。還暦前のおじさんがついていけるような歌ではないが、若い世代を中心に大人気だそうだ。 …

2024年4月19日

福祉仏教の現場から
『文化時報』コラム 〈71〉介護者カフェ行脚

※文化時報2023年12月19日号の掲載記事です。  浄土宗は各寺院に「介護者カフェ=用語解説=」の開催を推奨しているそうである。その一つである銀山寺(末髙隆玄住職、大阪市天王寺区)さんで初開催されるというので参加してきた。同時開催で一般財団法人お寺と教会の親なきあと相談室の「親あるあいだの語らいカフェ」もあった…

2024年4月7日

福祉仏教の現場から
『文化時報』コラム 〈70〉看護・介護現場の暴力

※文化時報2023年12月5日号の掲載記事です。  訪問看護・介護の現場で起こる暴力やハラスメントをご想像いただけるだろうか? 従事している専門職は女性が多い。利用者と一対一になる場面もリスクはあるが、家族から暴力やハラスメントを受けるケースもある。 …

2024年3月26日

福祉仏教の現場から
『文化時報』コラム 〈69〉一体感と排他

※文化時報2023年11月21日号の掲載記事です。  プロ野球阪神タイガースが59年ぶりの関西対決を制し38年ぶりの日本一を達成した。筆者が生まれたのは1965(昭和40)年。前年に阪神対南海の日本シリーズがあり、この年から読売巨人軍の9連覇が成された。筆者がプロ野球に関心をもった頃は巨人軍が日本一になるのが当た…

2024年3月16日

『文化時報』コラム 〈68〉団体参拝は大人の遠足

※文化時報2023年11月7日号の掲載記事です。  4年ぶりに南御堂(真宗大谷派難波別院)の報恩講に団体参拝した。瑞興寺と願生寺、そしてあかんのん安住荘の合同で1台のバスを出した。あかんのん安住荘は筆者が管理する聞法会館。お寺ではないが、同列に扱ってもらえてうれしかった。 …

2024年3月1日

『文化時報』コラム 〈67〉比べられる葬儀

※文化時報2023年10月24日号の掲載記事です。  身寄りがない人の葬儀が続いている。死亡診断の後、まずケアマネジャーへ連絡が来る病院もあれば、葬儀社へご遺体を預けたと連絡してくる病院もある。そして、ケアマネジャーからお寺へ勤行(読経)の依頼が来るという流れである。大阪市であれば、生活保護を受けている人の葬儀だ…

2024年2月22日

福祉仏教の現場から
『文化時報』コラム 〈66〉不飲酒戒と薬物依存

※文化時報2023年10月10日号の掲載記事です。  40年前の話なのでもう時効だろうと思う。  高校生が何十人も集まって飲み会をするのは珍しくなかった。筆者の出身地は大阪府南部に位置する泉州地方。「だんじり祭」が盛んな土地である。年に一度のお祭りが終わり、その後に体育祭や文化祭という学校行事が続く。クラス…

2024年2月12日

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