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TOP > 『文化時報』コラム > 福祉仏教の現場から
『文化時報』コラム 〈73〉法話への期待

※文化時報2024年1月30日号の掲載記事です。  「まちの保健室=用語解説=で法話をしてくださいよ」と看護師から頼まれた時は、正直言って嫌だった。あかんのん安住荘(大阪市平野区)で月に1回開催されるまちの保健室は、看護師に健康チェックをしてもらい健康相談をする場である。それを目的で集まる地域住民の前で法話をする…

2024年5月2日

福祉仏教の現場から
『文化時報』コラム 〈72〉宗教者は何をすれば

※文化時報2024年1月16日号の掲載記事です。  NHK紅白歌合戦に東本願寺御影堂門が映って飛び上がった。食い入るように画面を見つめていると、Adoさんというミュージシャンが能舞台で歌っていた。還暦前のおじさんがついていけるような歌ではないが、若い世代を中心に大人気だそうだ。 …

2024年4月19日

福祉仏教の現場から
『文化時報』コラム 〈71〉介護者カフェ行脚

※文化時報2023年12月19日号の掲載記事です。  浄土宗は各寺院に「介護者カフェ=用語解説=」の開催を推奨しているそうである。その一つである銀山寺(末髙隆玄住職、大阪市天王寺区)さんで初開催されるというので参加してきた。同時開催で一般財団法人お寺と教会の親なきあと相談室の「親あるあいだの語らいカフェ」もあった…

2024年4月7日

福祉仏教の現場から
『文化時報』コラム 〈70〉看護・介護現場の暴力

※文化時報2023年12月5日号の掲載記事です。  訪問看護・介護の現場で起こる暴力やハラスメントをご想像いただけるだろうか? 従事している専門職は女性が多い。利用者と一対一になる場面もリスクはあるが、家族から暴力やハラスメントを受けるケースもある。 …

2024年3月26日

福祉仏教の現場から
『文化時報』コラム 〈69〉一体感と排他

※文化時報2023年11月21日号の掲載記事です。  プロ野球阪神タイガースが59年ぶりの関西対決を制し38年ぶりの日本一を達成した。筆者が生まれたのは1965(昭和40)年。前年に阪神対南海の日本シリーズがあり、この年から読売巨人軍の9連覇が成された。筆者がプロ野球に関心をもった頃は巨人軍が日本一になるのが当た…

2024年3月16日

『文化時報』コラム 〈68〉団体参拝は大人の遠足

※文化時報2023年11月7日号の掲載記事です。  4年ぶりに南御堂(真宗大谷派難波別院)の報恩講に団体参拝した。瑞興寺と願生寺、そしてあかんのん安住荘の合同で1台のバスを出した。あかんのん安住荘は筆者が管理する聞法会館。お寺ではないが、同列に扱ってもらえてうれしかった。 …

2024年3月1日

『文化時報』コラム 〈67〉比べられる葬儀

※文化時報2023年10月24日号の掲載記事です。  身寄りがない人の葬儀が続いている。死亡診断の後、まずケアマネジャーへ連絡が来る病院もあれば、葬儀社へご遺体を預けたと連絡してくる病院もある。そして、ケアマネジャーからお寺へ勤行(読経)の依頼が来るという流れである。大阪市であれば、生活保護を受けている人の葬儀だ…

2024年2月22日

福祉仏教の現場から
『文化時報』コラム 〈66〉不飲酒戒と薬物依存

※文化時報2023年10月10日号の掲載記事です。  40年前の話なのでもう時効だろうと思う。  高校生が何十人も集まって飲み会をするのは珍しくなかった。筆者の出身地は大阪府南部に位置する泉州地方。「だんじり祭」が盛んな土地である。年に一度のお祭りが終わり、その後に体育祭や文化祭という学校行事が続く。クラス…

2024年2月12日

福祉仏教の現場から
『文化時報』コラム 〈65〉医療の求める宗教者

※文化時報2023年9月26日号の掲載記事です。  NPO地域共生を支える医療・介護・市民全国ネットワークの全国大会が9月17、18日の2日間にわたり名古屋で開催された。鎌田實さんや上野千鶴子さんという超有名人に交じって、文化時報のコラム「傾聴―いのちの叫び―」を連載中の玉置妙憂さんの講演もあった。 …

2024年2月8日

『文化時報』コラム 〈64〉福祉仏教の葬儀

※文化時報2023年9月12日号の掲載記事です。  「文化時報 福祉仏教入門講座」第5期の受け付け真っ最中である。お寺や教会には可能性がいっぱい詰まっている。 …

2024年2月2日

『文化時報』コラム 〈63〉僧侶をもっと頼って

※文化時報2023年8月29日号の掲載記事です。  先日、兵庫県某市のケアマネジャーの集まりで研修講師をしてきた。

2024年1月30日

『文化時報』コラム 〈62〉奉仕活動と経済基盤

※文化時報2023年8月8日号の掲載記事です。  「犠牲なき献身こそ真の奉仕」というナイチンゲールが残した有名な言葉がある。クリミア戦争へ従軍した当時の看護婦は召し使い扱いであり、医療者の一員という現代の感覚ではなかったそうだ。そんな看護婦の地位向上に奔走したのがナイチンゲールであり、自己犠牲が前提では長続きしな…

2024年1月21日

『文化時報』コラム 〈61〉若い人の今昔

※文化時報2023年7月25日号の掲載記事です。  ある会社の懇親会に呼んでいただいた。若い社員さんが幹事役となり、ビールサーバーありのバーベキューだった。 …

2024年1月18日

福祉仏教の現場から
『文化時報』コラム 〈60〉お寺の場が持つ力

※文化時報2023年7月11日号の掲載記事です。  毎年夏になると「東本願寺ビハーラネットワーク奉仕団」を開催している。東本願寺内にある同朋会館という宿泊施設で行う1泊2日の研修会である。われわれは「プチ修練」と呼んでいるが、合宿形式の勉強会といった雰囲気である。メインの講義の後、座談会形式で意見交換をしている。…

2024年1月10日

福祉仏教の現場から
『文化時報』コラム 〈59〉緊急連絡いろいろ

※文化時報2023年6月27日号の掲載記事です。  先日夜に病院から電話があった。

2023年12月29日

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