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福祉仏教の現場から
『文化時報』コラム 〈101〉還暦のプロ野球観戦

※文化時報2025年4月15日号の掲載記事です。  私事で恐縮ですが、本日満60歳の誕生日を迎えることができました。私が生まれたのは1965(昭和40)年4月15日。干支(えと)が一巡して還暦となりました。記念すべき日が小欄連載101回目と重なり、気持ちを新たに筆を進めていきたいと思います。実際はキーボードをたた…

2025年7月10日

福祉仏教の現場から
『文化時報』コラム 〈100〉垣根を作っているのは

※文化時報2025年3月25日号の掲載記事です。  「これは違うあっちは別って垣根作って回ってさ、ご苦労な話だよ!」  3月16日に放送されたNHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)〜」にて、安達祐実さん演じる大黒屋女将(おかみ)のせりふ。江戸時代に役者は身分が低いとされ差…

2025年6月25日

福祉仏教の現場から
『文化時報』コラム 〈99〉トラブルを念頭に

※文化時報2025年3月11日号の掲載記事です。  コンプライアンス(法令順守)が強く求められる社会になっている。  真偽のほどがよく分からないまま、有名芸能人が突然引退することが続いた。また、オンラインカジノに手を出したというプロ野球選手やお笑い芸人が、不祥事を起こしたとして繰り返し報道されるようなことも…

2025年6月8日

福祉仏教の現場から
『文化時報』コラム 〈98〉介護の勉強を始める

※文化時報2025年2月25日号の掲載記事です。  今更ながら、介護職員初任者研修を受講している。僧侶からホームヘルパーに転身するつもりではなく、介護の基本を学んでおこうと思った。 …

2025年5月17日

『文化時報』コラム 〈97〉「終活」に思う

※文化時報2025年2月11日号の掲載記事です。  「終活」という言葉を聞くようになって久しい。人生の終わりに備えておく活動のことらしい。死後のことだけでなく、認知症になったり寝たきりになったりして、いろいろなことが自分ではできなくなったときに「こうしてほしい」と伝えることも含まれているという。 …

2025年5月5日

福祉仏教の現場から
『文化時報』コラム 〈96〉邪悪な心を振り返る

※文化時報2025年1月28日号の掲載記事です。  あの日から30年。1月17日は阪神・淡路大震災が発生した日であり、30年の節目である今年は、テレビや新聞でも大きく取り扱われていた。 …

2025年4月23日

『文化時報』コラム 〈95〉今年も福祉仏教を

※文化時報2025年1月14日号の掲載記事です。  「フジテレビは潰(つぶ)れます」  新年早々のお笑い番組で爆笑問題という漫才コンビが過激なネタを披露した。生放送だけにインパクトが強烈であった。猛省を促す叱咤激励なのか、タレントの疑惑をお笑いに変えることで鎮静化を意図していたのか真意は分からない。 …

2025年4月17日

福祉仏教の現場から
『文化時報』コラム 〈94〉「私ならこうする」

※文化時報2024年12月10日号の掲載記事です。  「文化時報 福祉仏教入門講座」第6期が全ての日程を終えた。最終の第7講はケーススタディーとして、実際に相談があった事例を元に「私ならこうする」を話し合っていただいた。架空の話ではないので顚末がある。それは筆者の「私ならこうする」であって正解ではない。正解はそれ…

2025年4月6日

『文化時報』コラム 〈93〉報恩講に思う伝え方

※文化時報2024年11月26日号の掲載記事です。  旧暦11月28日は浄土真宗の宗祖・親鸞聖人のご命日である。そのご命日を縁として勤まる法要が報恩講である。浄土真宗では最も大事な法要とされている。…

2025年3月25日

『文化時報』コラム 〈92〉医療者向けの法話

※文化時報2024年11月12日号の掲載記事です。  衆議院選挙も終わり「このままではいけない」と思う国民の声が少しは反映されたのではないかと思う。大阪は19の選挙区全てで日本維新の会の候補者が当選するという結果になった。他の都道府県から見れば「大阪だけ異質」と映っているのかもしれない。 …

2025年3月3日

『文化時報』コラム 〈91〉苦しみに向き合う布教

※文化時報2024年10月29日号の掲載記事です。  生活指導の教員でありながら、息子が手のつけられない非行少年だったという女性に出会った。職場である学校では先生としてふるまい、息子の学校では頭を下げ続ける母親だったそうだ。 …

2025年2月11日

福祉仏教の現場から
『文化時報』コラム 〈90〉法話と緩和ケア

※文化時報2024年10月15日号の掲載記事です。  死神(しにがみ)から呪文を教わり重い病気の人を回復させて大もうけする噺(はなし)がある。「死神」という有名な古典落語の演目だ。…

2025年1月22日

『文化時報』コラム 〈89〉お寺に集まる意味

※文化時報2024年10月1日号の掲載記事です。  彼岸の中日、兵庫県宝塚市の真言宗大覚寺派成福院で「親あるあいだの語らいカフェ」が初開催された。一般財団法人お寺と教会の親なきあと相談室の18ある支部の一つを設けている。生きづらさを感じている当事者さん、発達障害のお子さんがいる親御さん、8050問題=用語解説=真…

2024年12月6日

『文化時報』コラム 〈88〉父から息子へのバトン

※文化時報2024年9月30日号の掲載記事です。  先日「善鸞義絶事件」に触れた法話を聴聞した。  親鸞聖人が実子である善鸞大徳を義絶、つまり親子の縁を切るという出来事が起こった。流罪で越後にいらした親鸞聖人はその後関東へ移り教えを広められた。晩年は京都へお戻りになったが、関東で間違った教えが流れるようにな…

2024年11月23日

福祉仏教の現場から
『文化時報』コラム 〈87〉結婚式を帰敬式に

※文化時報2024年9月3日号の掲載記事です。  NHK連続テレビ小説「虎に翼」が絶好調である。過去に一度も朝ドラを観たことがない筆者も、今は朝8時の放送を楽しみにしている。実在した女性裁判官をモデルにしたドラマで、「結婚とは何か」「家族とは何か」を鋭く問われている気がしてならない。 …

2024年11月7日

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