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TOP > 『文化時報』コラム > かも弁護士のヒューマニズム宣言

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「文化時報」コラム

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『文化時報』コラム 〈67〉「ちゃわんやのはなし」に寄せて (上)

※文化時報2024年7月12日号の掲載記事です。  もう20年近く前のこと、鹿児島で弁護士になったばかりの私に、「早稲田大学校友会鹿児島県支部」から支部総会の案内状が送られてきた。1985(昭和60)年に早稲田大学を卒業してから、すでに20年余りが経過していた。学生時代を過ごした首都圏から遠く離れた鹿児島に移住し…

2024年10月5日

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『文化時報』コラム 〈66〉97歳の闘志

※文化時報2024年6月28日号の掲載記事です。  去る6月15日、大崎事件で一貫して無実を訴えている原口アヤ子さんは97歳となった。

2024年9月19日

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『文化時報』コラム 〈65〉恥を知れ!(下)

※文化時報2024年6月14日号の掲載記事です。  袴田事件=用語解説=の再審公判が結審した翌日である5月23日、私は静岡から大津に移動した。2020年3月にやり直しの裁判である再審で無罪判決が言い渡された湖東記念病院事件=用語解説=について、元被告人の西山美香さんが国(検察)と滋賀県(警察)を相手取って損害賠償…

2024年8月30日

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『文化時報』コラム 〈64〉恥を知れ!(上)

※文化時報2024年5月31日号の掲載記事です。  5月22日、袴田事件=用語解説=の再審公判(やり直しの裁判)が結審した。検察官の論告求刑と弁護団の最終弁論の内容、そして判決日が何月何日に指定されるのか、一刻も早く知りたくて、取るものもとりあえず、「江戸詰め」中の東京から早朝の新幹線で静岡に向かった。 …

2024年8月18日

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『文化時報』コラム 〈63〉台湾の同志たち

※文化時報2024年5月17日号の掲載記事です。  もう10年以上も前のこと、台湾から一橋大学大学院博士課程に留学している2人の女性と知り合った。1人は台湾で刑事弁護を多く手掛けている弁護士の顔さん、もう1人は台湾、日本、米国のそれぞれの刑事裁判における証拠開示を博士論文のテーマにしている研究者の李さんだった。当…

2024年8月3日

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『文化時報』コラム 〈62〉足利の光と影

※文化時報2024年4月26日号の掲載記事です。  「江戸詰め」(長期東京出張)生活となって2カ月が過ぎた。早く京都に戻りたい気持ちに変わりはないが、せっかく東京にいるのだから、関西からはなかなか訪れることのできない土地に行ってみたい、と思い立ち、週末を利用して小旅行に出かけた。行き先は栃木県である。 …

2024年7月17日

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『文化時報』コラム 〈61〉その如月の望月のころ

※文化時報2024年4月12日号の掲載記事です。  昨年11月、「再審法改正旅芸人」として、福岡、長崎、熊本、東京と再審法改正の必要性を説く講演行脚を行っていた折に、東京で高校1年のときの同級生4人と再会し、盃を酌み交わしたことがあった。 …

2024年6月25日

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『文化時報』コラム 〈60〉ベレー帽の大先輩

※文化時報2024年3月29日号の掲載記事です。  4月からのNHK連続テレビ小説「虎に翼」が始まるのを心待ちにしている。  主人公のモデルとなっているのは、日本初の女性弁護士の一人で、のちに日本初の女性判事となった三淵嘉子さんである(旧姓は「武藤」だが、本稿では「三淵」と表記する)。三淵さんは、銀行員とし…

2024年6月3日

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『文化時報』コラム 〈59〉藤沢の夜

※文化時報2024年3月8日号の掲載記事です。  冤罪(えんざい)被害者を速やかに救済するためには、再審制度そのものを変える必要があると痛感して、日弁連に「再審における証拠開示に関する特別部会」を立ち上げ、活動を始めてから10年になろうとしている。それ以来、公私ともに激動の日々を過ごしてきた。 …

2024年5月8日

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『文化時報』コラム 〈58〉袴田事件とカトリック教会

※文化時報2024年2月23日号の掲載記事です。  2月15日、カトリック中央協議会の招きを受け、その最高意思決定機関である司教総会「司教の集い」で講演する機会を得た。

2024年4月13日

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『文化時報』コラム 〈57〉「江戸詰め」に思う

※文化時報2024年2月9日号の掲載記事です。  鹿児島から京都に移り住んで3度目の冬を迎えた。1年目は南国鹿児島との気温のギャップにおののき、「私はこの土地で冬を越せるのだろうか」と不安を募らせたが、3度目の今年は暖冬だからなのか、私自身が寒さへの耐性がついたからなのか、あまり寒さを感じない。というより、寒さを…

2024年3月20日

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『文化時報』コラム 〈56〉巨星墜つ

※文化時報2024年1月26日号の掲載記事です。  地震、航空機事故と続いた年明けの重い気持ちが、さらに暗く沈む訃報に接した。現在静岡地裁で再審公判の審理が行われている袴田事件の弁護団長・西嶋勝彦さんが1月7日に急逝したのだ。 …

2024年2月26日

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『文化時報』コラム 〈55〉衝撃の年明けに寄せて

※文化時報2024年1月12日号の掲載記事です。  2024年は大変な幕開けとなってしまった。

2024年2月5日

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『文化時報』コラム 〈54〉響け!市民の声

※文化時報2023年12月8日号の掲載記事です。  2023年も残すところあと1カ月を切った。この連載コラムも今年最後の回となった。  この1年、ほかの話題を書くことができないほど、冤罪(えんざい)と再審法改正の問題に、持てる時間と能力とエネルギーの大部分を費やしてきた。北は北海道から南は沖縄まで、全国47…

2024年1月27日

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『文化時報』コラム 〈53〉続・うれしい来訪者

※文化時報2023年11月24日号の掲載記事です。  ちょうど1年前、このコラムの第30回(2022年11月25日号)で、京都府立嵯峨野高校2年生の生徒たちが私の事務所を訪問したことを書いた。学校図書館で推薦図書になっていた拙著『大崎事件と私~アヤ子と祐美の40年』を読み、冤罪(えんざい)や再審事件に関心をもった…

2024年1月14日

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