検索ページへ 検索ページへ
メニュー
メニュー
TOP > 橋渡しインタビュー

インタビュー

橋渡しインタビュー

春節の連句を手書きしてデイサービスに飾った
橋渡しインタビュー いつか中国でデイサービスを開きたい 彭雨瑾さん

 中国からの留学生、彭雨瑾(ほう・うきん)さん(25)は2021年に早稲田大学大学院人間科学研究科へ入学した。1年目はコロナ禍で入国できず、自国でオンライン授業を受けていたが、2年目にようやく日本での生活が始まった。慣れない環境の中、福祉について研究し、週1度はデイサービスで有償ボランティアをしている。4月からIT企業…

2024年4月17日

病院の壁、モニュメントの太陽が明るくほほえむ
橋渡しインタビュー 認知症患者と共に、今を生きる 山本千代さん

 埼玉県入間市の看護師山本千代さん(59)は、認知症専門病院で働いている。訪問看護の現場で長年、地域で暮らす高齢者に寄り添った看護やケアを行っていた。プライベートでは30歳の時にがんを患っていた夫と結婚し、娘を出産。夫の緩和ケアを行い、その後はシングルマザーとして、仕事と育児の両立を続けた。看護師歴は35年。山本さんの…

2024年4月11日

(画像②アイキャッチ兼用 キャプ:2022年11月に開店した賀茂川スタンド店。店内には芳醇(ほうじゅん)なコーヒーの香りが漂う)
橋渡しインタビュー タイ少数民族とコーヒー生産 矢野龍平さん

※文化時報2024年2月16日号の掲載記事です。  株式会社アカイノロシ(京都市上京区)は、タイ北部で暮らす少数民族「アカ族」が作るコーヒー豆に生産から関わり、輸入・販売まで一貫して行っている。焙煎(ばいせん)所兼店舗Laughter(ラフター)では、矢野龍平CEO(27)が自らカウンターに立ち、多くの人にコーヒ…

2024年4月5日

写真①アイキャッチ兼用:雨野さん キャプ 笑顔が絶えない雨野千晴さん
橋渡しインタビュー ADHDと共に楽しく 元教諭、雨野千晴さん

 神奈川県厚木市在住の雨野千晴さん(43)は6年前、不注意優勢型の注意欠陥多動性障害(ADHD)と診断された。子どもの頃は物おじしない明るい優等生だったが、忘れ物や遅刻が多く、片付けができなかった。小学校の教諭になってから、自分の苦手な部分が目立つようになり、職場の人間関係に悩んだ。妊娠・出産、自閉症を持つ長男の子育て…

2024年3月30日

写真④アイキャッチ兼用 絵を前にほほ笑む  キャプ ディタさんが描いた花の絵の前で、ほほ笑む野村さん
橋渡しインタビュー テレジン収容所の幼き画家紹介 野村路子さん

 第2次世界大戦中、チェコ北部に「アウシュビッツへの控え室」と呼ばれたテレジン収容所があった。ユダヤ人の子どもたち約1万5000人が親から離され、子どもだけの建物で暮らし、わずかな食事しか与えられず、慣れない労働を強いられた。体が弱ったり、病気になったりした子は「労働力」として役に立たないと、貨物列車に詰め込まれてアウ…

2024年3月22日

電動車椅子に乗って店を切り盛りする杉浦幸博さん
橋渡しインタビュー 「杉くんの駄菓子屋」へ行こう 杉浦幸博さん

 愛知県岡崎市に住む杉浦幸博さん(45)は幼い頃に脊髄性筋萎縮症を患い、電動車椅子で生活している。2010(平成22)年、ほっとcom合同会社を立ち上げ、「杉くんの駄菓子屋」の店長になった。店内にはユーモアあふれる手作りくじ、ちょっと笑えるマニアックな駄菓子など、思わず手に取りたくなる商品が並ぶ。子どもを中心に老若男女…

2024年3月14日

写真①アイキャッチ兼用 梅宮さん キャプ 梅宮俊明さん。自動車事故から自立の道を目指した
橋渡しインタビュー 口と足で描く画家たちの未来 松澤雅美さん

 今から60年以上前、生まれつき両腕のない、あるいは失った画家たちが集い、「自立」という志を掲げて絵を描き始めた。以来、現在に至るまでさまざまな作品が世に出ている。収入を得られるように販売を促進しているのが、「口と足で描く芸術家協会」(東京都新宿区)。代表の松澤雅美さん(66)に、画家たちの創作風景や啓発活動、日本にと…

2024年3月7日

(写真①アイキャッチ兼用  キャプ:講演する江藤惠美さん。デザイナーであり、福祉事業所の経営者でもある)
橋渡しインタビュー 福祉×デザイン×地域創生に挑む 江藤惠美さん

 障害のある人の親やきょうだいなど親族の立場にある専門家たちでつくる一般社団法人「親なきあと」相談室関西ネットワーク(藤原由親・藤井奈緒代表理事)は1月22日、大阪市立青少年センター(大阪市東淀川区)で第36回セミナーをオンライン併用で開いた。デザイナーで就労継続支援B型事業所=用語解説=を運営する江藤惠美(めぐみ)さ…

2024年2月28日

写真① プールで教えるまりんさん キャプ 子どもたちのペースで泳ぎを教える安田まりんさん
橋渡しインタビュー どんな子も笑顔になるプール教室 安田まりんさん

 「水泳を通して子どもたちに寄り添いたい」。元水泳選手の安田まりんさん(32)は、その一心でNPO法人ベースプラス(東京都品川区)を2013年に立ち上げた。現在は東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪で、知的障害や精神障害のある子を含む小学生たちを対象に、水泳教室を開いている。選手時代に感じた苦悩を乗り越え、強さよりも楽しさを…

2024年2月16日

写真②アイキャッチ兼用:黒背景 横向きの藤さん キャプ:うれしい時も悲しい時も、音楽が藤さんのそばにある
橋渡しインタビュー 介護+「好きなこと」を大切に 藤良多さん

 水戸市を活動拠点とする介護福祉士兼シンガー・ソングライター、藤良多さん(38)。2011(平成23)年の東日本大震災をきっかけに、被災地を含む東日本各地へ歌を届けた。亡き父から言われた「立派な介護福祉士になれよ」との言葉を胸に、勤務先の介護施設では、利用者に全力で向き合う。…

2024年2月9日

写真⑤アイキャッチ兼用 にこやかに微笑むふたり キャプ 今年はどこへ行くのか、どんな人に会えるのか楽しみにしている
橋渡しインタビュー ALSの暮らしに迫る たか&ゆうき

 福祉仏教for believeでおなじみの音楽ユニット「たか&ゆうき」は、2024年も2人で音楽活動を続けていくと前向きだ。筋萎縮性側索硬化症(ALS)=用語解説=患者の「たか」こと古内孝行さん(43)は昨年、風邪の悪化から肺炎になり入院した。一時は気管切開を迫られたが退院し、現在は体調を気遣いながら家族と暮らす。介…

2024年2月4日

(写真①アイキャッチ兼用 松川さん笑顔1人 キャプ:株式会社RESTA代表取締役の松川力也さん)
橋渡しインタビュー 障害のある自分をロールモデルに 松川力也さん

 福島県須賀川市出身の松川力也さん(24)は、中学生の時に脳動静脈奇形で左半身まひになった。決死のリハビリとひたむきな努力で、高校卒業後は言語聴覚士の専門学校へ進み資格を取得した。総合病院と就労継続支援A 型事業所で勤めた経験を生かし、現在は3社の法人を経営。株式会社RESTAでは障害者に特化した、ビシネスに必要なオン…

2024年1月23日

帽子をかぶっておしゃれを楽しむ
橋渡しインタビュー 髪の毛に人生を左右されない 松岡千尋さん

 京都府向日市の小学校で教員として働く松岡千尋さん(38)は、毛髪疾患(ヘアロス)の当事者だ。教員として勤めだして2年目に髪が抜け落ち、さまざまな経験のあと、ターバンを頭に巻くようになった。「髪がないことで、生きにくさを感じるのはもったいない」。講演活動を通じて、人を見た目で判断しない社会にすることを目指している。(主…

2024年1月12日

清史彦氏
橋渡しインタビュー ビハーラで医療・福祉職と協働 清史彦住職

※文化時報2023年12月1日号の掲載記事です。  医療・福祉職と宗教者との協働が叫ばれるようになってから、ずいぶんたつ。そうした中、仏教を基本に社会福祉事業を展開するNPO法人ビハーラ21(大阪市平野区)は今年、創立20周年を迎えた。創立メンバーの清史彦・真宗大谷派瑞興寺(同区)住職(71)は、同法人が売上高3…

2024年1月4日

弁護士たちの熱演が繰り広げられた舞台
橋渡しインタビュー 子どもと弁護士でつくる演劇「もがれた翼」

 日本が子どもの権利条約を批准したのは1994(平成6)年。以来、子どもは大人と同じように、一人の人間として守られ、医療・教育・生活などへの支援が保障されるようになった。大人は子どもの意見に耳を傾け、思いを尊重しなければならないが、必ずしも誰もができているわけではない。そうした中、東京弁護士会は子どもたちと弁護士でつく…

2023年12月27日

error: コンテンツは保護されています