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インタビュー

橋渡しインタビュー

観光名所の來宮(きのみや)神社で車いすに乗る女性を介助する河瀬さん夫妻
橋渡しインタビュー 二人三脚の介護タクシー 熱海・河瀬さん夫妻

 静岡県熱海市の介護タクシー「伊豆おはな」を経営する河瀬豊さん(54)と妻の愛美さん(48)は、東京から移住して2013(平成25)年に起業した。急な坂や階段が多い熱海のまちで、主に高齢者の自宅と医療機関を送迎する。他に障害や病気で外出が難しい人に対し、移動支援やバリアフリーに関する情報提供を行い、今では地域にとってな…

2024年11月28日

田村さんの作品「ワクワクする未来へ!」
橋渡しインタビュー 不登校だった自分は、絵を描き続けた 田村健さん

 東京都大田区の田村健さん(28)は自閉スペクトラム症(ASD)=用語解説=と診断され、小学6年生から不登校になった。ずっと好きだった絵を描き続け、フリースクールの先生との再会をきっかけに、企業や団体からポスターなどの作品の依頼を受けるアーティストになった。どのような転機があったのだろうか。…

2024年11月13日

愛する息子と
橋渡しインタビュー 障害ある息子とフラは、生きる希望 小林順子さん

 横浜市の小林順子さん(55)は、障害のある人と家族や支援者らが参加する障害者支援者団体「ジュンコフラサークル」を主宰している。重い知的障害と自閉症のある息子(24)を抱え、親子で心中しようと思うほど自分を追い詰めた過去がある。2015(平成27)年には乳がんを発症し余命3年と宣告されたが、治療中に始めたフラダンスに生…

2024年11月5日

※アイキャッチ兼用※安田一貴さん(左)と妻の伸枝さん。伸枝さんは病気や障害のある子の保育を行う保育士で、プロジェクトの共同代表として参加している
橋渡しインタビュー 病気や障害のある子の幸せを写真に 安田一貴さん

 横浜市の安田一貴さん(38)は、病気や障害のある子どもを対象にした出張写真サービスを行っている。以前は理学療法士として病院で勤務し、患者のリハビリに当たっていたが、2011(平成23)年に国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊で派遣されたウズベキスタンで、病気を患った現地の子どもと母親をコンパクトカメラで撮影したこ…

2024年10月27日

にじっこを主宰する林ともこさん(右)と山崎史朗さん ※アイキャッチ兼用
橋渡しインタビュー 子どもたちの居場所に虹をかける 林ともこさん

 大津市のNPO法人「好きと生きる」は、不登校の子どもたちを中心とした居場所「にじっこ」を運営している。主宰者は元小学校教諭の林ともこさん(51)。不登校経験者でつくるバンドJERRY BEANS(ジェリービーンズ)のボーカル山崎史朗さん(41)とタッグを組み、学校に行かない選択をした子どもたちを見守り、忍耐強く向き合…

2024年10月19日

橋渡しインタビュー 病と向き合い、正しく生きる 日高和泰さん

 札幌市の日高和泰さん(42)は2022年に重症筋無力症を発症し、作業療法士として勤務していた病院を退職した。現在は筋力の低下に伴う命の危険と向き合いながら、民間の就労支援事業所のスタッフとして働いている。「人のために生きたい」。そう願うひたむきな姿が、周囲の人々の胸を打つ。…

2024年10月11日

ジェリービーンズの3人。左から八田典之さん、山崎史朗さん、山崎雄介さん ※アイキャッチ兼用
橋渡しインタビュー 不登校経験者でバンド結成 ジェリービーンズ

 大津市を拠点に活動するロックバンド「JERRY BEANS」(ジェリービーンズ)は、今年で結成27年目を迎える。メンバーは3人とも元不登校児でつらい経験をしたが、生きる希望を音楽が与えてくれた。現在は学校を中心に全国から依頼を受け、不登校の体験を語りながら、明るい演奏で誰もが笑顔になれる講演ライブを行っている。…

2024年10月1日

次男の千惺さん(左)と健太さん ※アイキャッチ兼用
橋渡しインタビュー 障害者クリエイターを育てる 松橋健太さん

 横浜市南区の松橋健太さん(42)は、ものづくりをメインとした就労継続支援B型事業所=用語解説=立ち上げに向けて奔走している。プライベートでは4児の父親であり、長男と次男には自閉症がある。次男の千惺(ちさと)さん(19)は1年前からアーティストとして絵を描いており、松橋さんは親子の枠を超え、一人の社会人として「稼ぐ」と…

2024年9月25日

国境なき医師団の一員として活動する産婦人科医、森田恵子さん©MSF
橋渡しインタビュー 国境なき医師団で見た命の現場 森田恵子さん

 埼玉県所沢市出身の産婦人科医、森田恵子さん(38)は「国境なき医師団」のメンバーだ。2022年から南スーダン、キリバス、アフガニスタンの3カ国を巡り、日本とは違う生活背景を見聞きしながら、妊婦の診察や現地の医師たちのサポートを行った。独特な文化、思考、営みに驚きながらも、持ち前の身軽さと笑顔で、しなやかに国際社会に貢…

2024年9月17日

写真②アイキャッチ兼用ヒッキさん キャプ:18歳でブラジル代表に選ばれ、アンプティサッカーの魅力を日本に伝えた
橋渡しインタビュー 国境超え、日本にアンプティサッカー ヒッキさん

 アンプティサッカー=用語解説=の日本代表、エンヒッキ・松茂良・ジアスさん(35、以下ヒッキさん)は、5歳の時にブラジルで交通事故に遭い、右足の大腿部(だいたいぶ)から下を失った。主に足や手を切断した人たちを対象にしたアンプティサッカーで活躍し、18歳でワールドカップのブラジル代表に選ばれた。来日したのは2008年。「…

2024年9月10日

起業した経緯について語る川﨑さん
橋渡しインタビュー お寺と学生で地域つくる 川﨑敏矢さん

※文化時報2024年7月12日号の掲載記事です。  お寺を拠点とした大学生によるコミュニティーづくりを支援するTERAFUL(テラフル、京都市中京区)。イベントを通じてお寺や地域の歴史を学ぶ活動に取り組む学生団体「てらふる」を立ち上げた私立学校非常勤講師の川﨑敏矢さん(27)が、活動を全国展開させようと大学4年の…

2024年8月29日

橋渡しインタビュー 自閉症の息子と音楽のある生活 小高祐美さん

 埼玉県所沢市の小高祐美さん(39)は9歳の息子を育てるシングルマザー。長年、音楽療法士として活躍し、現在は重度の障害がある未就学児たちに、音楽を通して発達の援助を行っている。息子は自閉スペクトラム症(ASD)=用語解説=があり、今年4月に支援学級から普通学級に転入して新しい学校生活を送っている。生活は山あり谷ありだが…

2024年8月23日

橋渡しインタビュー 38年の福祉文化を引き継ぐ「たんぽぽ」

 埼玉県飯能市の認定特定非営利活動法人ぬくもり福祉会「たんぽぽ」は1986(昭和61)年、公民館の婦人講座をきっかけに設立された。会長の桑山和子さん(84)を中心に、講座を受けた女性たちが後にヘルパーの資格を取得し、社会進出の場を手にした。現在はいくつもの介護施設や事業所を展開する法人へと事業を拡大。桑山さんは今年6月…

2024年8月16日

橋渡しインタビュー 防災を地域文化に…助け合う社会へ 中村菜穂さん

※文化時報2024年6月14号の掲載記事です。  一般社団法人京都ジェンヌの会(京都市中京区)は、社会課題への取り組みを互助の精神で支え合っている団体だ。現在は「文化としての防災」の周知と普及に注力しており、賛同寺院の協力の下、子どもを対象とした防災絵本の読み聞かせ会も開催している。中村菜穂代表(40)が見つめる…

2024年8月7日

手話シンガー・ソングライターのyokkoさん
橋渡しインタビュー 聞こえても聞こえなくても手話で歌う yokkoさん

 滋賀県甲賀市出身の手話シンガー・ソングライター、yokkoさん(41)は「sign! sing!! Smile!!!」(手話と歌で笑顔になろう)をテーマに、全国の学校や福祉施設などで講演ライブを行っている。20代で突然声が出なくなり、手話教室に通ったところ、ろう者の講師に「私は音楽が好き」と言われたことが活動を始める…

2024年7月27日

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