※文化時報2023年6月13日号の掲載記事です。 日本一低い山をご存じだろうか? 国土地理院の地形図に山と記載されている中で一番低いのが、仙台市の日和山(ひよりやま)で標高3メートルだ。元々標高6メートルで一番低いとされていたが、1996(平成8)年に大阪市の天保山が山として記載されたため、一時は2番目に低い山…
2023年12月25日
※文化時報2023年5月30日号の掲載記事です。 本紙でも「看仏連携」という言葉がたびたび出てくる。看護師と仏教僧侶が協働してターミナルケアなどに取り組むような意味に使われている。僧侶には僧侶の仲間がたくさんいるように、看護師も横のつながりは強い。 …
2023年12月13日
※文化時報2023年5月16日号の掲載記事です。 先日、あるお参り先でのこと。50代のお母さんと20代の息子さんが2人で暮らしている。息子さんは療育手帳を持っている。「今日はお坊さんが来るから家にいなさい」と言われていたのに、出かけたまま帰ってこないらしい。 …
2023年12月4日
※文化時報2023年4月25日号の掲載記事です。 浄土真宗各宗派の本山では、親鸞聖人御誕生850年・立教開宗800年慶讃(きょうさん)法要が営まれている。先日筆者も東本願寺に参拝してきた。全国各地から大型バスが集まってきて山門前にずらりと並んでいた。コロナ前の風景が戻ってきてうれしくなった。 …
2023年11月27日
※文化時報2023年3月28日号の掲載記事です。 まちの保健室=用語解説=の記事が本紙にも時々登場する。筆者が管理する聞法会館安住荘(大阪市平野区)でも始めてみた。場は用意するが、対応するのは看護師の皆さん。そして、何よりの主役は健康相談に訪れる地域住民の皆さんである。…
2023年11月4日
※文化時報2023年3月14日号の掲載記事です。 本紙2月28日号掲載の寄稿「『寺院葬』に物申す」を読んで、ショックを受けた寺院関係者がいたのではと心配になった。「駐車場・冷暖房は当然として…」で始まり、寺院で葬儀をするためにはハード面の充実が不可欠という指摘であった。全くもってその通りなのだが、そこまで「設備…
2023年10月23日
※文化時報2023年2月28日号の掲載記事です。 「ひどいお葬式だった」と近隣のケアマネジャーがやってきて憤慨していた。聞けば、利用者が亡くなり家族がインターネットで検索した格安の葬儀プランを利用したそうだ。それがプラン通りの金額では収まらず、仏具なども粗末な物だったと。死別の悲しさの上に、葬儀に対する悔しい思…
2023年10月10日
※文化時報2023年1月31日掲載記事です。 「己が身をひきくらべて、殺してはならぬ。殺さしめてはならぬ」。ダンマパダ(法句経)129にこの一節がある。本紙読者諸氏でご存じない方はまずいないと思う。…
2023年9月12日
※文化時報2022年12月20日号の掲載記事です。 教誨師(きょうかいし)や保護司をされている宗教者は多いと思う。筆者はそのどちらでもないが、刑務所へ行く用事は多い。 …
2023年8月20日
※文化時報2022年12月6日号の掲載記事です。 「渉成園・秋の夜間特別企画」の言葉に釣られて「言葉でふれあう トークフォークダンス」というイベントに参加してきた。40人ほどの参加者が2グループに分かれて、話し手と聞き手を交互にしていく。ペアがどんどん交代していくので、フォークダンスとネーミングしたのだろう。 …
2023年8月10日