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生き直し―非行・自傷・依存と向き合って―
『文化時報』コラム 〈10〉今日この日はあなたのためにある

※文化時報2025年2月18日号の掲載記事です。  刑務所での生活を送る日々、私は必死でノートに何かを書き続けていた。過去の思い出や日々のたわいのない出来事、感じていることやみんなへの思い。とにかく書き続けた。 …

2025年5月20日

生き直し―非行・自傷・依存と向き合って―
『文化時報』コラム 〈9〉仲間(下)

※文化時報2025年2月4日号の掲載記事です。  アルコールや薬物の問題をなくすことを目指すのではなく、受け入れて共に生きる。  それは、依存症者である自分自身を生きる、ということだった。  「依存症者の自分の人生って、なんやろう?」  自分自身の体験を通して気付けば、仲間に対する気持ちも変わっ…

2025年5月8日

生き直し―非行・自傷・依存と向き合って―
『文化時報』コラム 〈8〉仲間(上)

※文化時報2025年1月21日号の掲載記事です。  初めて自助グループのミーティングに参加した20歳の頃は、仲間という言葉をどうしても受け入れられなくて、かたくなに拒んだ。友達はありやけど仲間はなんか噓(うそ)っぽいやん!と思っていた。 …

2025年5月2日

生き直し―非行・自傷・依存と向き合って―
『文化時報』コラム 〈7〉境界線(下)

※文化時報2024年12月17日号の掲載記事です。  刑務所の独房での生活で、まず自分自身が生きることを最優先にしたときは、残酷に思えたけど、自分の中からあらゆるものを排除した。そうやってしか生きられない自分自身を痛感した。 …

2025年4月20日

生き直し―非行・自傷・依存と向き合って―
『文化時報』コラム 〈6〉境界線(上)

※文化時報2024年12月2日号の掲載記事です。  精神科病院への入院を繰り返していた頃の私は、よく医療者から「あなたは他者とうまく境界線を引けていない。距離感が近すぎる」と指摘された。 …

2025年4月9日

生き直し―非行・自傷・依存と向き合って―
『文化時報』コラム 〈5〉リカバリー・パレード

※文化時報2024年11月19日号の掲載記事です。  「リカバリー・パレード」が関西の地で行われるようになって、数年が経つ。依存症や精神障害、生きづらさからの回復について社会にアピールする取り組みだ。 …

2025年3月27日

生き直し―非行・自傷・依存と向き合って―
『文化時報』コラム 〈4〉名刺

※文化時報2024年11月5日号の掲載記事です。  名刺が1枚あれば、初めて出会った人を前にしても自分が何者かを説明できる。社会において私がどういう立場で何をしている人間なのかを、社会が説明してくれることになるので、ある程度信用してもらうことが可能になる。 …

2025年3月9日

生き直し―非行・自傷・依存と向き合って―
『文化時報』コラム 〈3〉財布

※文化時報2024年10月22日号の掲載記事です。  ある日、天王寺駅近くの花壇に腰掛けていたら、少し離れた場所に黒っぽい革財布が落ちているのを見つけた。

2025年2月15日

生き直し―非行・自傷・依存と向き合って―
『文化時報』コラム 〈2〉霊的な病

※文化時報2024年10月8日号の掲載記事です。  自助グループのメンバーの一人として、兵庫県内の刑務所へメッセージを運んだときのことだ。電車に揺られながら向かう道中で、仲間といろいろな話をした。その中で言われたひと言が、今も心に残る。 …

2025年1月27日

生き直し―非行・自傷・依存と向き合って―
『文化時報』コラム 〈1〉私にとっての依存症

※文化時報2024年9月24日号の掲載記事です。  渡邊洋次郎といいます。年齢は48歳で、大阪に住んでいます。今回はひょんなことから文化時報さんで連載を書かせていただくことになりました。国語や文章を書く勉強を学生時代にちゃんとしてこなかったので、かなり独特な表現が多いかもしれませんが、お許しいただけたらと思います…

2025年1月6日

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