東京駅に隣接する大丸東京店の10階にある呉服ショップ「和ぎゃらりい」は、着物や帯などのほかに線香、お香、数珠の販売を行っており、よく売れている。特に線香は、供養を目的とした購入が多く、野本純子店長は「ご先祖さまを大事にしている方は、まだまだたくさんいらっしゃるのでは」と語っている。…
2024年12月11日
※文化時報2024年6月11日号の掲載記事です。 仏壇文化研究所(BBI)は、位牌分けを「徳分位牌(とくわけいはい)」と名付け、2023年7月から周知活動を展開している。仏壇大手の株式会社はせがわ(東京都文京区)もこの活動に取り組んでおり、販売数量は位牌が前年度比2%増、手元供養は同19%増となったという。 …
2024年11月10日
※文化時報2024年5月14日号の掲載記事です。 高齢者施設では、施設主催のお別れ会を行う所は多いが、遺族施行の葬儀は介護保険対象外のため、施設内で行っている所は限られる。社会福祉法人合掌苑が運営する介護付き有料老人ホーム「鶴の苑(さと)」(東京都町田市、定員92人)では、年間20人前後を数える亡くなった利用者…
2024年10月10日
※文化時報2024年4月2日号の掲載記事です。 2013(平成25)年創業の株式会社ファミリーヒストリー記録社(東京都足立区、吉田富美子社長)は、その名の通り家族の歴史を聞き、調べ、記録する調査会社である。さまざまな依頼に応じているが、特に力を入れているのは「軍歴証明書」の解説だ。通常は「家族の歴史が分かって良…
2024年9月13日
※文化時報2024年3月5日号の掲載記事です。 一般社団法人日本尊骨士協会(川本恭央代表理事)は、「尊骨士」の資格認定を行い、合格者1人以上が常駐する全国の21法人を会員としている。納骨、粉骨、貢献の三つを事業として掲げており、粉骨は14法人、納骨は11法人が行っている。 …
2024年8月11日
※文化時報2024年2月6日号の掲載記事です。 遺品・生前整理の「家じまい」を手掛ける株式会社スリーマインド(屋宜明彦社長、兵庫県伊丹市)は、「供養ごとは丁寧に対応する」ことを基本ポリシーに掲げている。仏壇の〝魂抜き〟を必ず行うなど、遺品供養や慰霊祭の開催を徹底。その結果、提携する士業などの法人数が増えるととも…
2024年7月14日
※文化時報2024年1月16日号の掲載記事です。 貸葬儀場と遺体安置所を兼ね備えた想送庵カノン(東京都葛飾区)が「安置葬」を提案して3年が過ぎた。通夜と葬儀・告別式などの儀式よりも、「故人と一緒にゆっくり過ごす」ことを大切にした新しい弔い方だ。安置葬を選ぶ遺族は33%となり、2年前に比べ9ポイント増と着実に伸び…
2024年6月14日
※文化時報2023年12月5日号の掲載記事です。 葬儀社のかじや本店株式会社(千葉県富津市)は、表面に絵や文字を自由に描ける「素焼きメッセージ骨壺(こつつぼ)」を開発し、2022年9月から全国の葬儀社向けに販売している。同社で行う葬儀でも、遺族の半数がこの骨壺を使うという。平野清隆社長は「骨壺をきっかけに他の商…
2024年5月13日
※文化時報2023年11月7日号の掲載記事です。 めもるホールディングスの中核会社で葬儀社のメモリアルむらもと(北海道恵庭市)が2021年7月に始めた「旅葬」の「巡輪偲(じゅんりんさい)」が好評だ。座席の隣に棺(ひつぎ)を載せられる専用バスを利用し、故人と共にゆかりの地を巡る、全く新しい形の葬儀。22年の施行件…
2024年4月10日
※文化時報2023年10月3日号の掲載記事です。 社会福祉法人中央福祉会の特別養護老人ホーム三思園(青森市)は、人生会議(ACP)=用語解説=に積極的に取り組むことにより、ホーム内での看取(みと)り率100%を実現した。また、地域の人たちに向けた「デスカフェ」や看取り事例の講演を実施。人生会議を疑似体験できる津…
2024年3月13日
※文化時報2023年9月5日号の掲載記事です。 1605(慶長10)年に建立された浄土宗の古刹(こさつ)・瑞相寺(山口県岩国市)の三谷彰寛(みたに・しょうかん)住職(34)が35世住職に就いたのは2014(平成26)年で、25歳のときだ。お布施や寄付の自由化・透明化、永代供養墓の販売、個人会員制度の導入、終活専…
2024年2月10日