※文化時報2025年4月25日号の掲載記事です。 「認知症にだけはなりたくない」。そう話される方は少なくありません。認知症に対しては「怖いもの」「避けたいもの」といった印象が、今なお根強く残っているようです。 …
2025年7月20日
※文化時報2025年5月2日号の掲載記事です。 いわゆる狭山事件=用語解説=で無実を訴え、再審請求を闘っていた石川一雄さんが3月11日、86歳で亡くなった。2006年5月に申し立てた第3次再審請求は、決定を見ないまま、当事者死亡により終了した。 …
2025年7月16日
※文化時報2025年4月8日号の掲載記事です。 自分自身がこれまでやってきた自傷行為を肯定するわけじゃないけど、自傷行為をするほかなかったあの頃の自分の気持ち。 …
2025年7月13日
※文化時報2025年4月15日号の掲載記事です。 私事で恐縮ですが、本日満60歳の誕生日を迎えることができました。私が生まれたのは1965(昭和40)年4月15日。干支(えと)が一巡して還暦となりました。記念すべき日が小欄連載101回目と重なり、気持ちを新たに筆を進めていきたいと思います。実際はキーボードをたた…
2025年7月10日
※文化時報2025年4月11日号の掲載記事です。 先日、名倉幹先生のご指導の下、はじめて「静坐(せいざ)」を体験してきました。 ご存じの方も多いかと思いますが、静坐法とは、大正時代に岡田虎二郎という先生が確立なさったものだそうです。坐禅のような足の組み方ではなく、いわゆる正座の姿勢で静かに坐(すわ)りま…
2025年7月6日
※文化時報2025年4月18日号の掲載記事です。 今年もあっという間に1年の4分の1が過ぎ、4月に入った。日本では新年度のスタートである。
2025年7月2日
※文化時報2025年3月25日号の掲載記事です。 「これは違うあっちは別って垣根作って回ってさ、ご苦労な話だよ!」 3月16日に放送されたNHK大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)〜」にて、安達祐実さん演じる大黒屋女将(おかみ)のせりふ。江戸時代に役者は身分が低いとされ差…
2025年6月25日
※文化時報2025年4月4日号の掲載記事です。 再審事件や再審法改正の問題が頻繁に報じられるようになって、テレビや新聞に自分の写真や動画が映し出される機会が増えた。多くの人々に、私は「ベレー帽をかぶった弁護士」として認識されているようだ。 …
2025年6月16日
※文化時報2025年3月4日号の掲載記事です。 家族支援や家族会という言葉は、精神科病院入院中や地域の自助グループに参加したときに聞いていた。断酒会だと家族会があり、AA(アルコホーリクス・アノニマス)なら本人が通う自助グループとは別に、アルコール依存の問題を持つ人の家族が参加する「アラノン」がある。…
2025年6月13日
※文化時報2025年3月11日号の掲載記事です。 コンプライアンス(法令順守)が強く求められる社会になっている。 真偽のほどがよく分からないまま、有名芸能人が突然引退することが続いた。また、オンラインカジノに手を出したというプロ野球選手やお笑い芸人が、不祥事を起こしたとして繰り返し報道されるようなことも…
2025年6月8日
※文化時報2025年3月7日号の掲載記事です。 東京の美術館でときどき開催される特別展。彼(か)の地から国宝や重要文化財に指定された仏様方が、一堂にお集まりになります。 …
2025年6月4日
※文化時報2025年2月18日号の掲載記事です。 刑務所での生活を送る日々、私は必死でノートに何かを書き続けていた。過去の思い出や日々のたわいのない出来事、感じていることやみんなへの思い。とにかく書き続けた。 …
2025年5月20日