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「文化時報」コラム

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム ㊱教えてください!

※文化時報2023年2月17日号の掲載記事です。  時々、どうしようもない気分になります。底なしの沼? 身動き取れない小さな箱? 捜しても捜しても出口のない迷路? う~ん、どれもうまく言い表せていないのですが、とにかく、どうしようもないのです。 …

2023年6月12日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム ㉟歳を重ねるからこそ

※文化時報2023年2月3日号の掲載記事です。  仕事柄、ご高齢の方とお話をさせていただく機会に多く恵まれておりますが、「新聞が読みづらくなった」「階段が一息に上れなくなった」「え?何?よく聞こえないんだよ。もっと大きな声で!」と、加齢の嘆きをしばしばお聞きします。わが身を振り返っても同様にひたひたと迫りくるもの…

2023年6月1日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム ㉞事実は一つ、物語は…

※文化時報2023年1月20日号の掲載記事です。  卯年が明けました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。年の始めのためしとて、やはり、今年の抱負などを胸に描いておられることと思います。何といってもウサギですからね。皆さまの1年が、ぴょんぴょんと飛躍の年となりますようお祈り申し上げます。…

2023年5月21日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム ㉝それってあなたの…

※文化時報2022年12月16日号の掲載記事です。  最近、小学生の間でこんな言い回しがはやっているそうです。「それってあなたの感想ですよね?」。ご相談者が小学生のお孫さんに「もっと集中して食べなさい!」とお小言を言ったところ、そう返されたそうです。…

2023年5月10日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム ㉜鬼が一夜で積んだ石段

※文化時報2022年12月2日号の掲載記事です。  小学生の頃から「あちこちに行く仕事がしたい」と思っていたのですが、おかげさまで夢かなった今日この頃。行かせていただく先が決まりましたら、地図とタイムスケジュールをにらんでピンときた「ここ!」をお訪ねするのを、小さな楽しみとしております。…

2023年5月1日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム ㉛道先案内に訪れる

※文化時報2022年11月18日号の掲載記事です。  お大師様は、密教の聖地をどこに定めようかとお探しになっていた時、白と黒の2匹の犬に出会い、案内されて、高野山に至られたそうです。 …

2023年4月22日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム ㉚満月に重ねて

※文化時報2022年11月4日号の掲載記事です。  先日、夜空に、それはそれは美しい満月がぽっかりと浮かんでおりました。月を見ると昔から、なんだか胸の奥が「きゅうっ」といたします。ひどく懐かしいような、悲しいような、言葉にしようのない思いが湧いてきて、目が離せなくなります。ワタシ、モシカシタラカグヤヒメダッタノカ…

2023年4月14日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム ㉙最期の頂き物

※文化時報2022年10月21日号の掲載記事です。  久しぶりに感情の〝ブロック〟に失敗しまして、眠れない夜を過ごしております。

2023年4月8日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム ㉘エラーとバグの話

※文化時報2022年10月7日号の掲載記事です。  先日、「人前で話をしようとすると、どうしても緊張して話せなくなってしまう。緊張せずに話せる方法を教えてほしい」というご相談をいただきました。 …

2023年4月1日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム ㉗若干の、七つのこつ

※文化時報2022年9月23日号の掲載記事です。  認知症という脳の変化の中で、スピリチュアルペインはむしろ、よりリアルに掘り返されるようだと前回お話しさせていただきました。それゆえ、認知症の方にもスピリチュアルケアは必要です。 …

2023年3月23日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム ㉖認知症で残ること

※文化時報2022年9月9日号の掲載記事です。  スピリチュアルケアは、「する」ものではなく「なる」ものだ、というのが私の持論です。そして、スピリチュアルケアが「なる」プロセスには、「相手の力」「場の力」「自分の力」の三つが作用します。 …

2023年3月16日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム ㉕母との食事を数えて

※文化時報2022年8月26日号の掲載記事です。  先日、実に久方ぶりに、母と一緒に旅をしてきました。数年前に亡くなった父が出かけたがりだったおかげで、私が小さい頃はずいぶんとあっちこっちに連れて行ってもらったものでしたが。何年ぶりだったでしょうか。朝目が覚めてから、一日中母といたのは。そして、隣で寝て、目が覚め…

2023年3月10日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム ㉔火と水のバランス

※文化時報2022年8月5日号の掲載記事です。  連日のものすごい暑さに、ついに動きました。孫のために、猫の額ほどの庭にビニールプールを置いて、その上に日よけのシートを張りました。大きなシートが折からの風をはらんで、まるで帆船。お嫁さんと2人で汗だくになりながら、なんとかやり遂げました。 …

2023年3月4日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム ㉓脆い体 儚い命

※文化時報2022年7月22日号の掲載記事です。  命は儚(はかな)く、体は脆いものです。紙でも裂けてしまうような柔らかい皮膚。たった3分酸素がいかないだけで壊滅してしまう脳細胞。体温にしろPHにしろ、ごくごく狭い範囲の中でしか、今の状態を続けることができないのです。 …

2023年2月26日

傾聴ーいのちの叫び
『文化時報』コラム ㉒泥が忍び寄ってくる

※文化時報2022年7月8日号の掲載記事です。  知人が責任者を務める施設で、入居者の方が逝かれたそうです。真夜中に部屋を出て、近くの公園で。脳梗塞を患い麻痺(まひ)が残るものの、自ら食事を作り、できることは自分でという孤高の方だったとか。常々、「俺は他人に迷惑をかけて、世話になってまで生きていたくない」が口癖だ…

2023年2月19日

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