杉本博司―春日神霊の御生(みあれ)　御蓋山そして江之浦

2022年11月9日

2022/12/23 から 2023/03/13 まで

春日若宮式年造替奉祝　特別展

　春日大社にとって本年は、春には江之浦測候所に春日御神霊が遷座。秋には、春日若宮の御造替が完了するというめでたい年です。そこで春日若宮式年造替奉祝の特別展として、現代美術作家・杉本博司監修により、春日信仰・春日若宮信仰の名品が公開され、春日をテーマとした大作も複数公開されます。

　現代美術作家として世界で活躍する杉本博司は、日本の仏教美術、神道美術に深い関心を持ち、その美、その精神を種々の展覧会を通じて再表現してきました。中でも春日美術への関心は群を抜いており、その美の神髄である春日明神への崇敬から、2022年３月春日大社から御祭神を勧請し江之浦測候所に「甘橘山春日社」を創建するに至りました。鋭敏な感性の突出した杉本博司の示唆に導かれて、新たな美を見出すべく、御蓋山を目指して春日大社国宝殿へとお出かけください。

【開催期間】前期：2022年12月23日（金）〜2023年1月29日（日）、後期：2023年1月31日（火）〜2023年3月13日（月）
【開館時間】10：00～17：00（16：30受付終了）
※ただし会期中、延長開館を行う場合があります。
【開催場所】春日大社国宝殿（奈良市春日野町160）
【休館日】2023年1月30日(月)
【拝観料】一般1000円、大学生・高校生600円、中学生・小学生400円
【主催】春日大社、公益財団法人小田原文化財団、読売新聞社
【特別協力】神奈川県立金沢文庫

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