2023年3月14日 | 2023年3月14日更新
2023/04/22 から 2023/06/25 まで
有楽斎(うらくさい)こと織田長益(ながます)は天文16(1547)年、織田信秀の子、信長の弟として生まれました。信長、秀吉、家康の下、武将として活躍し、晩年には京都・建仁寺の塔頭である 正伝院(しょうでんいん)を再興、隠棲します。正伝院内に建てた茶室(如庵)は国宝に指定され、各地に如庵の写しが建てられました。近代化の中で寺名を改めつつ、正伝永源院には現在も有楽斎ゆかりの文化財が数多く伝来しています。
天下人に仕えて時流を乗り切り、75歳までの人生を「有楽斎」として生きた彼の心中には、どのような思いがあったのでしょうか。戦乱を生き延びた美意識は現代の茶道に息づき、規範とされています。
有楽斎の四百年遠忌にあたり、正伝永源院に伝わる文化財を再度調査しました。ここで得られた知見を元に、今一度、人物像を捉え直す展覧会となっています。
会期:2023年4月22日(土)~6月25日(日)
※会期中、一部展示替えをおこないます。
会場:京都文化博物館4・3階展示室
入場料:一般1,600(1,400)円、大高生1,000(800)円、中小生500(300)円
※( )内は前売および20名以上の団体料金
※前売券は2023年2月22日(水)~4月21日(金)までの期間限定販売(会期中は当日券のみ)
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