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終活は「どう生きるか」 大分・妙瑞寺で講座

2025年9月26日

※文化時報2025年7月18日号の掲載記事です。

 日蓮宗妙瑞寺(菊池泰啓住職、大分市)に事務局があるNPO法人これからの葬送を考える会九州は6日、連続講座「最期のかたちも人それぞれ〜多様化する生き方の中での死と葬送」の第2回をオンライン併用で開催した。葬儀社ファイン(同市)の統括本部長、茶屋元崇行氏が登壇し、ウェルビーイング=用語解説=を支えるさまざまな活動について語った。

(画像アイキャッチ兼用:終活について語る葬儀社ファインの茶屋元氏)
終活について語る葬儀社ファインの茶屋元氏

 茶屋元氏は浄土真宗本願寺派僧侶と社会福祉士でもあり、文化時報社の福祉仏教入門講座でも講師を務めている。

 講演では、高齢者の健康リスクと孤独・孤立が、住まいや財産管理、葬送などの課題と相まって問題になると指摘。医療や介護、行政などに専門職はいるものの、「トータルで課題にアプローチするところがない」と問題提起した。

 その上で、これからの終活は葬儀や遺品整理といった狭い範囲にとどまらず、家族の介護や住まいの確保といった前段階から取り組むべきだと強調。元気なうちから「どう生きるか」を考える「アドバンス・ライフ・プランニング」(ALP)が必要だと訴えた。

 その一環として、ファインが取り組む日常生活と身元引き受けサポートや「おひとりさま相談室」などの活動について、事例を交えながら紹介した。

 連続講座は5月に開講し、全5回を無料で配信する。次回は10月5日午後2時~3時半、ライターで元毎日新聞専門編集委員の滝野隆浩氏が講演する。問い合わせは、これからの葬送を考える会九州(097―541―7389)。

【用語解説】ウェルビーイング(well-being)

 一人一人が健康である状態。身体的な健康だけではなく、精神的・社会的にも満たされている状態にあることを指す。持続可能な開発目標(SDGs)で17の目標の一つとして掲げられている。

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