2025年8月10日
※文化時報2025年5月2日号の掲載記事です。
大阪府茨木市の浄土真宗本願寺派西光寺の坊守で、任意団体「むすびや寺こや」代表の櫻井久美さん(51)が「お寺と教会の親なきあと相談室茨木市支部」を開設し、4月16日、初の「親あるあいだの語らいカフェ」を開いた。障害のある子やひきこもりの当事者が、親に面倒を見てもらえなくなった後にどう生きていくかという「親なきあと」の問題に取り組む。
茨木市支部は、文化時報社が設立母体となった一般財団法人お寺と教会の親なきあと相談室(京都市下京区)の全国19番目の支部。この日は西光寺本堂で「語らいカフェ」を開き、当事者や家族、支援者ら15人が日頃の不安やもやもやした思いを心ゆくまで語り合った。

重度の知的障害のある長男(19)を持ち、京都市内での「語らいカフェ」に参加したことのある茨木市の森脇祥子さん(52)は「待望の地元開催なので、お手伝いに来た。こうした場を続けてほしいし、広げてほしい」と話した。
茨木市東保健福祉センターの生活支援コーディネーター、小幡真紀さん(53)は「当事者や家族同士でつながり、お話できる場を必要とされている方々は多い。櫻井さんは子ども向けの活動で実績があるので安心できる」と信頼を寄せていた。