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オンラインでつながる思い 親なきあと全国大会

2023年12月5日

※文化時報2023年10月31日号の掲載記事です。

 文化時報社と一般財団法人お寺と教会の親なきあと相談室は19日、「お寺と教会の親なきあと相談室 第1回オンライン全国大会」を開いた。50人超が申し込み、相談室支部2カ寺の報告を通じて活動を知った。

第1回オンライン全国大会のスクリーンショットで笑顔を見せる参加者たち(画像を一部処理しています)
第1回オンライン全国大会のスクリーンショットで笑顔を見せる参加者たち(画像を一部処理しています)

 同財団は2021年10月に設立。宗派を超えた14カ寺が支部となり、当事者・家族らが思いを分かち合う「親あるあいだの語らいカフェ」を開くなどの活動に取り組んでいる。

 全国大会では「語らいカフェ」を最初に始めた城興寺支部(真言宗泉涌寺派、京都市南区)の上原慎勢住職のインタビュー動画が上映された後、小野木康雄代表理事が「誰のため、何のための活動なのかを一番大切にしている」と語った。

 続いて岡崎市本光寺支部(真宗大谷派、愛知県岡崎市)の稲前恵文住職と、源光寺支部(浄土真宗本願寺派、広島県三次市)の福間玄猷住職が登壇。それぞれ行政・地域との連携や、専門職でチームを組んで対応した事例などを紹介した。

 両支部とも、「語らいカフェ」や講演会に参加してきた関係者がコメント。活動報告後の「ぶっちゃけフリートーク」を含めて、宗教者と支援者、当事者・家族のつながりを感じさせる会となった。

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