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築地本願寺でパラ・パワーリフティング国際大会

2023年3月24日

※文化時報2023年2月10日号の掲載記事です。

 第23回全日本パラ・パワーリフティング国際招待選手権大会が1月29日、浄土真宗本願寺派築地本願寺(中尾史峰宗務長、東京都中央区)の第二伝道会館で行われた。障害者スポーツの大会が宗教施設で実施されるのは世界でもほとんど例がないという。

阿弥陀如来の前で行われた競技
阿弥陀如来の前で行われた競技

 日本パラ・パワーリフティング連盟が主催。数年前から築地本願寺に会場としての協力を要請しており、コロナ禍を経て実現した。大会自体は3年ぶりに観客を入れて行われ、約300人が来場した。

 大会運営にも協力した49キロ級の三浦浩選手は「都心の分かりやすい場所にあり、ボランティアは50人の募集に約150人の応募があった」と明かした。

 日本新記録で優勝した59キロ級の光瀬智洋選手は「最近は伸び悩んでいたが、応援の声が堂内に響き渡り、力になった。パリ・パラリンピックに向けて世界選手権8位以内入賞を目指したい」と笑顔。男子80キロ級で優勝した大堂秀樹選手は「築地本願寺独特の雰囲気が良かった。来年もぜひ開催してほしい」と語った。

 東森尚人副宗務長は「多くのファンが来場し、想像以上の熱気に驚いた」と話し、「今後も障害者スポーツに協力できるよう、バリアフリーをさらに充実させたい」と意欲を示した。

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