法話代わりに納棺体験 福井の名刹・本山毫攝寺
2023年11月13日
※文化時報2023年10月3日号の掲載記事です。
秋季彼岸会のお参りに来る人たちに生と死について考えてもらおうと、真宗出雲路派の本山毫攝寺(ごうしょうじ)(福井県越前市)は9月22日、御影堂で納棺体験を行った。法話に代わる行事として教学部が初めて企画。主に医療者向けに納棺体験を行う看護師の時任春江さん(58)を講師に迎えた。僧侶を含む12人が参拝し、希望者が親鸞聖人像に見守られながら棺(ひつぎ)の中に入った。(主筆 小野木康雄)