2024年3月19日 | 2024年7月9日更新
※文化時報2024年1月30日の掲載記事です。
浄土宗宗門校の佛教大学は今年4月、二条キャンパス(京都市中京区)の拡張に向けて新校舎の建設工事に着手する。2026年4月にオープンし、社会福祉学部と大学院社会福祉学研究科を紫野キャンパス(同市北区)から移転し、これまで二条キャンパスを拠点としてきた保険医療技術学部と連携させる。
二条キャンパスはJR二条駅前の再開発に合わせ、11(平成23)年4月に駅東区域で開設。今回は、駅西区域の商業施設「BiVi二条」に隣接する旧駐車場の敷地を取得して、新校舎を建設する。
新校舎は、鉄骨造・一部鉄筋コンクリート造地下1階地上7階建て延べ1万8636平方メートル。1月中に施工業者を決定し、4月に着工する。完成は26年1月末の見込み。
完成後に移転する社会福祉学部と社会福祉学研究科は、紫野キャンパス周辺地域の住民と連携する活動に取り組んでいる。移転後は、紫野地区に加えて、二条駅周辺地区との連携も模索していく。キャンパス開設時から地域で活動する保健医療技術学部と連携し、「福祉・医療・健康・地域」を一体とした運営を目指す。