2024年5月15日
※文化時報2024年4月2日号の掲載記事です。
真宗大谷派の宗門関係校、京都光華女子大学(京都市右京区)は3月14日、新校舎「光耀館」の竣工式を行った。4月開設の看護福祉リハビリテーション学部の作業療法専攻や、既存学科の教室などが入り、全ての人が健やかに暮らせる「ウェルビーイング」を目指す拠点としたい考えだ。
新校舎は鉄筋5階建て延べ3574平方メートル。経典『無量寿経』の一節から「光耀」を取り、学生たちが阿弥陀如来の光に照らされ、一人一人が輝きながら仲間たちと歩めるよう名付けた。専門職養成の実習室やフィットネスルームなどの設備も整備した。
この日は、大学を運営する学校法人光華女子学園の阿部恵木理事長ら学園関係者と、大谷派の古賀堅志参務ら40人以上が参列。勤行の後、関係者によるテープカットが行われた。