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福祉あるある

難しい親子勤務…自宅で仕事の口論、険悪な職場に

2025年11月30日

 介護業界では親子や兄弟姉妹が同じ職場で働くケースがよくあります。知識や技術を自宅で教え合うなどして早い成長が期待できるなどの利点がありますが、デメリットも少なくないようです。

親子喧嘩(イメージ)
親子喧嘩(イメージ)

 ある老人ホームで母と娘が働いていました。いつもなら一緒に出勤するのに、なぜかその日はバラバラです。それどころか仕事中も互いに目を合わせようともしません。周囲の人たちは「家で何かあったのか」と気にしますが、プライベートに立ち入るわけにもいきません。

 実は前日に、このホームで新たな情報通信技術(ICT)機器の導入が報告されました。スタッフらは「業務負担が減るのは助かる」という意見と「使い方が分からないし、人のぬくもりを感じない介護は味気ない」という意見に分かれ、ちょっとした論争となりました。

ちなみに母親は後者、娘は前者の意見でした。その場はホーム長が「後でちゃんとした説明会を行う」と収めましたが、この親子は家でも議論を続けます。自宅ですから終了時間はありません。ついに「あなたは介護職に向いていない」「そうした古い考え方が介護業界をダメにする」など、互いの人格を否定するまでにヒートアップしてしまいました。

 最終的には「導入は会社の方針」と説明し、母親が機器の導入予定がない近隣の別事業所に異動することで決着したそうですが、一時はどちらかが退職せざるを得ないような雰囲気だったとか。

 「肉親だけに遠慮なく本音をぶつけてしまい、修復不可能なまでに関係がこじれることがあります。『同じ職場で働くのだから仲がいいのだろう』と油断せずに、他のスタッフ以上に関係維持に配慮しなくてはいけないと痛感しました」と、ホーム長は語っていました。

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