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福祉あるある

レシピ本の制作通じ学生と交流 動画にドキドキ

2026年2月18日

 最近は、学生の感性を企業経営に生かそうと、学生もしくは学生と企業の合同ビジネスコンテストが複数開催されています。

料理(イメージ)
料理(イメージ)

 先日、大阪で新ビジネスを創出するコンテストが開催されましたが、優勝したのは介護事業者と大学生チームのペアでした。

 提案した新ビジネスは「料理レシピ本の制作」。とはいっても特別感のある料理ではなく、高齢者たちが普段作ってきた家庭料理のレシピです。介護事業者が運営する高齢者施設の入居者に、学生がインタビューして作り方を聞き出していきました。

 「作り方いうてもなあ…しょうゆや砂糖の量も煮込み時間も全部目分量やし」などと戸惑う入居者に「皆さん独自の『おふくろの味』を伝えたいので、それでいいんですよ」などと語りかけ、炊き込みご飯と豚汁など四つのレシピが掲載された絵本が完成しました。絵も学生の手による完全オリジナル作品です。

 この絵本には2次元コードがついていて、そこから調理の様子を動画で見られるのですが、登場するのも実際の施設の入居者たち。中には認知症の方もいたそうですが、さすが主婦歴50年以上という大ベテランばかり。体がしっかりと覚えていて、包丁を持つと背筋がすっとのび、野菜の皮むきなどもすいすいとこなしたそうです。

 そして、若い人たちにインタビューされ動画撮影もされた経験が、よほど刺激と思い出になったのか「あの子たちはもう来てくれないの。またお話ししたいわ」と寂しがる様子も見られたとか。

 それに応えようと、学生たちが制作に協力してくれた高齢者施設を訪れ、絵本に掲載された料理を作るイベントを企画しているそうです。入居者もきっと大喜びするでしょう。

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