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お寺と福祉の情報局

スタッフ向け「スマホ活用研修」で家事と仕事両立

2025年8月15日

 介護事業者がスタッフに向けて行う研修といえば「接遇・マナー」「虐待防止」「介護技術」「認知症ケア」など業務に直接関わるものが多いかと思われます。

ネットスーパーで買い物(イメージ)
ネットスーパーで買い物(イメージ)

 しかし、ある大手介護事業者では、「スマートフォンの使い方」など、生活の利便性や質の向上に関わる研修を多く実施しているそうです。

 その理由について、社長は次のように語ります。

 「スマホには生活を便利にするさまざまな機能があります。しかし、特に年配のスタッフは、電話やカメラ、会員制交流サイト(SNS)などごく一部の機能しか使えていません。例えばネットスーパーを使いこなせるようになれば買い物に行く時間を省けますので、その分仕事と家事の両立が容易になります。結果的に離職者を減らすことができるのでは、と考えました」

 実は、このスマホ研修はスタッフからの提案によるものでした。「自分が今以上にステップアップするためには、仕事と家庭の両立が不可欠」と考えたとか。

 実際に研修を受け、初めてネットスーパーで買い物をしたスタッフからは「これまで仕事帰りにお米やしょうゆなど重たいものを買って家まで運んでいた苦労は何だったのか」などといった声が聞かれるそうです。

 また、スタッフがこうした未知のものに数多く触れることで感性が刺激され、これまでには思いつかなかったような新たな利用者向けサービスが生まれることも期待できます。そうした観点から、「資産運用・投資」を学ぶ研修も行っているそうです。

 「介護スタッフなのですから、介護の専門的な知識や技術を持っているのは当たり前。事業者間の競争が激しい中では『介護プラスアルファ』のサービスを提供できる人材が重要です。その育成のために、今後もユニークな研修に力を入れていきます」と、社長は話しています。

 

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