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お寺と福祉の情報局

60年代を知ろう!~10月の出来事~『放浪記』

2025年9月30日

 老人ホームやデイサービスではレクリエーションの一環として「今日は何の日」をしているところも多いと思います。そこで、今回の「もっと1960年代を知ろう!」では、1960年代の10月に起こったニュース・出来事を紹介します。ぜひ、レクのネタにしてください。

放浪(イメージ)
『放浪記』の原作者、林芙美子の像=広島県尾道市

 映画や舞台などで活躍する俳優の中には、渥美清さんの車寅次郎(『男はつらいよ』シリーズ)や藤田まことさんの中村主水(『必殺』シリーズ)などのように、ライフワークとも呼べる役を持っているケースが珍しくありません。

 2012(平成24)年に亡くなった国民的俳優、森光子さんのライフワークといえば、何といっても舞台『放浪記』でしょう。その初演が1961(昭和36)年10月20日でした。その後、森さんは一度も交代することなく、50年近くにわたり2017回も主演を務めました。最後の公演は2009(平成21)年5月29日、実に森さんが89歳のときでした。

 『放浪記』といえば、森さんがでんぐり返しをするシーンが有名ですが、08年からは年齢的な負担などを考えて万歳三唱をするシーンに変更されました。逆に言えば88歳まではでんぐり返しができたということです。それを可能にしていた体づくりなどの努力は、並大抵のことではなかったでしょう。

 なお、こうした功績などから09年には国民栄誉賞が授与されています。演劇界ではそれ以前に長谷川一夫さんや渥美清さんが、森さんの後には森繁久彌さんが受賞していますが、存命中に授与されたのは森さんだけです。また、受賞時に89歳という年齢は、分野を問わず存命中に授与された中では最高齢です。

 皆さんの事業所の利用者・入居者の中には『放浪記』の舞台を生で見た経験のある人もいるかもしれません。当時の思い出などを聞いてみてはいかがでしょうか。

 

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