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お寺と福祉の情報局

60年代を知ろう!~11月の出来事~ドラフト会議

2025年10月29日

 老人ホームやデイサービスではレクリエーションの一環として「今日は何の日」をしているところも多いと思います。そこで、今回の「もっと1960年代を知ろう!」では、60年代の11月に起こったニュース・出来事を紹介します。ぜひ、レクのネタにしてください。

野球観戦(イメージ)
野球観戦(イメージ)

 秋の行事の一つにプロ野球のドラフト会議(正式には「新人選手選択会議」)が挙げられます。そのドラフト会議が初めて行われたのが1965(昭和40)年11月17日です。

 当時は今と仕組みが違い、各球団が獲得を希望する選手30人をあらかじめコミッショナー事務局へ提出し、その中から順次獲得するシステムでした。

 指名されたのは12球団合計で132人。主な指名選手として、巨人1位の堀内恒夫氏(通算203勝)、近鉄2位の鈴木啓示氏(通算317勝)、阪神2位の藤田平氏(通算2064安打)らがいます。

 また、このドラフトでは入団に至りませんでしたが、通算201勝の平松政次氏、通算2062安打の谷沢健一氏、通算113勝で引退後は国会議員やタレントとしても活躍した江本孟紀氏も指名されました。

 しかし、ドラフト会議は「職業選択の自由を損なうものでは」などと指摘され、それを受けて逆指名制度を導入すると、今度は裏金問題を引き起こすなどの問題が起きました。問題があるたびに、仕組みが大きく変更されています。今では育成ドラフトや現役ドラフトといった新たな制度もできました。

 毎年ドラフト会議の日は、意中の球団に指名されて大喜び、まさかの指名漏れで落涙、甲子園のヒーローの競合指名でくじ引き…などさまざまなドラマが生まれます。皆さんの施設の利用者の中にも、ひいきの球団が誰を指名するのかドキドキしながら待っている人もいるのではないでしょうか。

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