2025年11月27日
老人ホームやデイサービスではレクリエーションの一環として「今日は何の日」をしているところも多いと思います。そこで、今回の「もっと1960年代を知ろう!」では、1960年代の12月に起こったニュース・出来事を紹介します。ぜひ、レクのネタにしてください。

今の高齢者が若い頃のヒーローといえば、大鵬や長嶋茂雄などが挙げられますが、プロレスラー力道山もその一人でしょう。1924年生まれ(諸説あり)ですので、現在介護サービスを利用する高齢者より10~20歳ぐらい年上でしょうか。
力道山は大相撲の力士として関脇まで昇進しますが、病気のため1950(昭和25)年に廃業します。
後にプロレスに転向し、54年に興行団体「日本プロレス」を設立しました。前年に日本でテレビ放送が始まったこともあり、プロレス中継は大人気を博します。特に、力道山が得意技の「空手チョップ」で外国人レスラーを次々に倒すことは、まだ敗戦のダメージが強く残る日本に希望を与えました。
しかし、力道山は力士のころから「酒を飲むとあたりかまわず暴れる」という素行面での問題があったそうです。それが、彼の命を奪うことになりました。
1963年12月8日、東京都内のクラブで居合わせた暴力団関係者とささいなことからけんかとなり、ナイフで腹を刺されてしまいます。その傷が原因で12月15日に亡くなりました。
刺されたとき、力道山は「けんかを仕掛けたのは自分だから」と警察沙汰にせず、傷口をタオルで抑えながら酒を飲み続けていたそうです。そうした処置の遅さも死につながった一因ではないかといわれています。
力道山の影響もあり、高齢者の中にはプロレス好きも少なくありません。動画配信サイトなどで昔の試合を見て、皆で盛り上がってみてはいかがでしょうか?