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福祉あるある

カラオケをリハビリに!でも病院にあった機器は…

2026年2月2日

 脳梗塞を患ってリハビリテーション病院に入院していた40代の男性Aさん。身体機能の回復を目指して、毎日懸命にリハビリに取り組んでいました。


カラオケ(イメージ)
カラオケ(イメージ)

 そんなAさんの趣味はカラオケでした。それを聞いた言語聴覚士が「歌うことで発話機能の回復が見込めるのではないだろうか」と思いつき、Aさんに「たしか病院にはカラオケ機器もあったはずです。カラオケリハビリを試してみましょう」と提案しました。

 言語聴覚士の言う通り、病院には1台だけカラオケ機器がありました。ただし40年近く前のもの。もう長いこと使われておらず、埃まみれでした。

 今の若い人はご存じないかもしれませんが、当時のカラオケは今のような通信機能がついていて新曲が自動的に配信されるものではありません。本体とは別に、数曲が収録されたディスクのようなものを新たに購入しない限り曲が増えないものでした。

 しばらく使っていない40年近く前のカラオケ機器。再生できるのはAさんの世代では全く知らない曲ばかりでした。

 そこでAさんは自前のタブレット端末を持ち込み、動画配信サイトで好きな曲を再生して歌うことにしました。場所は病棟内の談話スペースで他の患者もいますから、大きな声では歌えませんし、何よりマイクがありませんからカラオケとしてはもの足りませんでした。

 今では「言語機能のリハビリにはカラオケが一番。そして患者同士でカラオケをすれば気分も前向きになり、つらい闘病生活を乗り越える元気も出てくる」と、全国の病院にカラオケルームが設置されることを望んでいるそうです。

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