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福祉あるある

頭をそると思わぬ効果?お坊さんと勘違いされる

2023年5月12日

 営業職や士業、コンサルタント、フリーランスなど「その人自身が商品」と呼べるような仕事をしている人は「いかに相手に自分を印象付けるか」が非常に重要といえます。

お坊さん(イメージ画像)
お坊さん(イメージ画像)

 具体的な方法としては、名刺に写真を入れたり、ファッションにこだわったり、ユニークな肩書やキャッチコピーをつけたり、商談時のアイスブレイクの話題を工夫したりなどさまざまなものがありますが、男性の場合には「そり頭」にしている人が結構います。これには「名前や顔を覚えてもらいやすい」といった理由に加えて、「毎日の手入れが楽」「気合いが入っているように見られる」などの動機や事情があるようです。

 高齢者施設に自社製品を販売している会社の営業職の男性も、ずっと頭をそっていました。彼の場合は、昔から営業職として尊敬していた人がそり頭をトレードマークとしており、その人から直々に「君は僕と顔が似ているから、僕と同じヘアスタイルにしたらどうか」と勧められたことがきっかけとか。

 彼は営業職としては非常に優れていましたが、「弘法も筆の誤り」で、時にはとんでもないミスをしてしまうことがあります。ある日、大きな失敗をしてしまい、取引先の老人ホームの中で施設長から厳しく叱責されてしまいました。100%自分のミスですから、黙って聞いているほかありません。

 すると、その様子をじっと見ていた女性入居者が「施設長さん。お坊さんは偉いのですから、そんな乱暴な言葉遣いをしてはいけませんよ」とたしなめたそうです。これにはさすがに施設長も気勢をそがれたとか。そり頭には、思わぬ効果もあるようです。

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