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414カードで対話 介護者カフェと語らいカフェ

2026年3月24日

※文化時報2026年2月20日号の掲載記事です。

 一般財団法人お寺と教会の親なきあと相談室(小野木康雄代表理事)の活動に参画している浄土宗銀山寺(末髙隆玄住職、大阪市天王寺区)は11日、介護者カフェ=用語解説=「えん」と親あるあいだの語らいカフェを同時開催した。17人が参加し、414(よいし)カードを使った催しや語り合いを通じて和やかなひとときを過ごした。

 銀山寺は2023年12月から、8月を除く偶数月に介護者カフェと語らいカフェを開催。3年目に入り、地域住民や福祉関係者、障害のある子の保護者らが心の重荷を降ろせる場として定着してきた。

 この日用いた414カードは、静岡県富士市でがん患者と家族の居場所づくりに取り組むNPO法人幸ハウス(川村真妃代表理事)が21年に開発。「大切な人と過ごす」「やり残したことをやる」などと書かれた49枚のカードを元に、「生」または「死」を深める対話を進めていく―というものだ。

(画像アイキャッチ兼用:介護者カフェ「えん」で414カードを使って対話する参加者ら)
介護者カフェ「えん」で414カードを使って対話する参加者ら

 「死」に際して大切にしたいこととして「ユーモアを持ち続ける」を選んだ女性は「最期に『ああ面白かった』と言って死にたい」。「流れに身を任せる」を選んだ別の女性は「全て自然体で、亡くなるまで生きたい」と語った。

 初めて同寺を訪れたという看護師の西しのぶさん(52)は「日頃あまり考えないことを考えられて、気付きを得られた。貴重な体験だった」と話していた。

 次回の介護者カフェと語らいカフェは4月1日午後2~4時に開催。催しは「認知症世界の歩き方」と題し、一般社団法人SELENEの佐々木元勝代表理事が認知症への学びを深めるワークショップを開く。予約制、先着順。材料費500円。問い合わせは銀山寺(06―6771―2702)。

【用語解説】介護者カフェ

 在宅介護の介護者(ケアラー)らが集まり、悩みや疑問を自由に語り合うことで、分かち合いや情報交換をする場。「ケアラーズカフェ」とも呼ばれる。主にNPO法人や自治体などが行っているが、浄土宗もお寺での開催に取り組んでいる。孤立を防ぐ活動として注目される。

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