2025年5月7日
老人ホームやデイサービスではレクリエーションの一環として「今日は何の日」をしているところも多いと思います。そこで、今回の「もっと1960年代を知ろう!」では、1960年代の5月に起こったニュース・出来事を紹介します。ぜひ、レクのネタにしてください。
高齢の方が大好きなテレビ番組といえば、日本テレビ系列の「笑点」ではないでしょうか。「笑点」の第1回が放送されたのが、1966(昭和41)年5月15日でした。
実は、日本テレビではその前年から「金曜夜席」という演芸番組を深夜に放映しており、七代目立川談志さんや五代目三遊亭圓楽さん、桂歌丸さん、林家こん平さんといった後の笑点の主要メンバーが出演し、「笑点」の名物である「大喜利」コーナーもありました。それを日曜の夕方に移して改題したのです。
当初は日曜日の夕方4時半から5時10分までの40分番組でした。その後、放送時間や出演者は変わりましたが、番組の基本構成やテーマソングは変わることなく、59年間・3000回近く放映されています。
ちなみに、現在のメンバーで最も古くから出演しているのが三遊亭好楽さんで、レギュラーとしての初出演は1979年9月です。ただ途中に4年半ほど出演していない時期がありましたので、現レギュラーで連続出演が最も長いのは三遊亭小遊三さんです。体調不良などでの短期間の休演はありますが、1983年10月から40年以上出演しています。
現在の着物の色は好楽さんがピンク、小遊三さんが水色ですが、小遊三さんがレギュラーになるまでは好楽さんが水色を着ていました。なんだかイメージが湧かないですね。
また、座布団運びの山田隆夫さんは1984年10月から出演しており、現レギュラーでは3番目の長さです。