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お寺と福祉の情報局

勤務中にぜひ!心肺機能やダイエットに効く歩き方

2024年3月28日 | 2024年7月9日更新

 介護の仕事は施設内の巡回など何かと歩く機会が多くあります。一般的に「歩くことは健康にいい」とされていますが、それは正しい歩き方をしていることが前提です。どうせ歩くなら、自分の健康につなげたいものです。今回は、「健康維持や体力増強、ボディメイクなどに効果が期待できる歩き方」を紹介します。(「筋活アドバイザー」として活動する星野光一氏のメソッドによります)

ウォーキング(イメージ)
ウォーキング(イメージ)

 まず重要なのは、歩幅です。「自然に歩くときよりも靴1足分広く」を意識しましょう。「へその辺りから脚が生えている」という意識で歩くと、自然に歩幅が広くなります。

 次に呼吸方法です。吸うときは「おなかを大きくへこませる」、吐くときは「頬を大きく膨らませながら5秒間かける」ことで、心肺機能の強化やおなか周辺のダイエット効果が期待できます。「4歩で吸って、8歩で吐く」リズムで歩くのが効果的です。

 一方、歩くスピードはあまり重要ではないので、利用者の通院同行や外出レクリエーションなどのように、ゆっくり歩くときでも活用できます。ただし、最低でも1日15分は歩くことが大切です。

 また、今回紹介した呼吸方法は、歩かない場合でも効果的です。例えば椅子に座ってのパソコン業務や、立って行う朝礼・カンファレンスの際などに実施してもいいでしょう。

 介護の仕事は年齢を問わず働けることが大きな魅力ですが、それも健康あってのこと。時間や費用の都合からフィットネスクラブに通ったり、スポーツを楽しんだりするのが難しい場合には、まずは手軽に行える歩行の改善から取り組み、いつまでも元気に働ける体をつくりましょう。

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