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お寺と福祉の情報局

健康長寿の秘訣は「不便な立地」にあり?

2024年7月3日

 最近は在宅医療・介護が充実し、自宅で生活可能な期間が長くなっていますので、有料老人ホームの入居時年齢は上昇傾向にありますが、かつてはホーム入居者が亡くなるまでの年数は、要介護者専用ホームで5年、入居時自立の人が対象のホームで15年程度といわれていました。

不便な立地(イメージ)
不便な立地(イメージ)

 自立者向けのホームの中には、2000(平成12)年の介護保険制度創設前から運営しているところもあります。そこにはかなりの長期入居者もいるでしょう。では、最も長くホームで生活している人でどのぐらいなのでしょうか?

 もちろん、明確なデータがあるわけではありませんが、筆者が知る限りでは1986(昭和61)年開設のホームに開設当初から住んでいる方がいます。何と入居歴38年です。このホームは65歳から入居ができますので、単純計算すると年齢は若くても103歳。しかし、この方は全くの健康で、要介護・要支援認定を受けていないそうです。

 なぜ、この年齢まで元気でいられるのか。

 ホーム内での適度な運動、栄養バランスの良い食事、看護師(日中は10人以上常駐しています)による健康管理などの影響が大きいといえます。また、このホームは定員200人超の大所帯のため、入居者によるサークルが複数あるなど、日々の生活で刺激が多いことも無関係ではないでしょう。

 さらにホーム長は「立地条件も大きい」と分析します。ホームは山の中腹にあるため、麓の駅までシャトルバスを運行しています。しかし、1時間に1本のため、タイミングが合わないときには坂道を上って戻って来る方もいるそうです。

 「『入居してから足腰が元気になった』という声もよく聞きます」とホーム長。健康長寿の面でいえば、多少は不便な生活をした方がいいのかもれませんね。

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