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福祉あるある

高齢者住宅のコンシェルジュ 必須はスマホの知識

2024年9月21日

 高齢者住宅でも、比較的入居費用が高額なところや、要介護・要支援でなくても入居できるところの中には、直接的な介護や介助にタッチせず、利用者の生活上のさまざまな相談に応じる「コンシェルジュ」がいることがあります。

コンシェルジュ(イメージ)
コンシェルジュ(イメージ)

 来客や宅配便の取り次ぎなどのほか、公共スペースの予約を受け付けたり、外出時にタクシーを手配したり、ときにはレストランの予約をしたりと、その仕事内容はホテルのフロントスタッフさながらです。このためホテルやデパート、高級レストランなどでの勤務経験者を採用するケースも多いようです。

 しかし、時代によりコンシェルジュに寄せられる相談の内容も変化しており、これまでとは違う知識やノウハウを持った人材が求められるケースもあるとか。

 ある高齢者住宅では、コンシェルジュに寄せられる相談で最も多いのが「スマートフォン・パソコンのトラブルを解決してほしい」なのだそうです。

 「急に画面が動かなくなった」「変なアプリをダウンロードしてしまったらしい」など、日々寄せられる相談にてんてこ舞い。この高齢者住宅では、介護の資格を持つスタッフがコンシェルジュをしていましたが、今後は携帯電話ショップや家電量販店の勤務経験者の配置も検討しているとか。

 しかし、なぜ、こんなにスマホ・パソコン関連のトラブルが多いのでしょうか。

 実は、ここは高齢者住宅には珍しく、入居者の約半分が男性です。また4割が要介護・要支援認定を受けていません。「あまり人には言えないようなサイトを見ていて、ウイルスに感染したり、詐欺サイトに誘導されたりしていることも多いのではないでしょうか」と、運営者は語っていました。

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