検索ページへ 検索ページへ
メニュー
メニュー
TOP > お寺と福祉の情報局 > 介護の豆知識 > 60年代を知ろう!番外編~4月の出来事~

知る

お寺と福祉の情報局

60年代を知ろう!番外編~4月の出来事~

2025年3月28日

 老人ホームやデイサービスではレクリエーションの一環として「今日は何の日」をしているところも多いと思います。そこで、今回の「60年代を知ろう!」では、番外編として60年代の4月に起こったニュース・出来事を紹介します。ぜひ、レクのネタにしてください。


宇宙飛行(イメージ)
宇宙飛行(イメージ)

 人類初の有人宇宙飛行が行われたのが1961年4月12日です。当時のソビエト連邦の軍人ユーリイ・ガガーリン中尉が宇宙船ボストーク1号で108分かけて地球を1周しました。彼の「地球は青かった」という言葉は有名ですね。

 なお、彼はミッション中に少佐に昇任します。これにはソ連当局が「彼が生還できない可能性が高い」と考えて、殉職者などが対象の二階級特進を行ったという見方もあります。実際に、ボストーク1号は地球に安全な速度で着陸できる設計になっておらず、彼は高度7000メートルで宇宙船から射出され、パラシュートで地表まで降下しました。かなり危険なミッションだったと言えるでしょう。

 ガガーリンは地球帰還後、一躍「時の人」となり、さまざまなイベントに呼ばれたりしましたが、そうした環境の変化などによるストレスなどで酒量が増したそうです。そして1968年、34歳の若さで、搭乗していた飛行機の墜落事故で亡くなってしまいました。

 彼は今でもロシアを代表する偉人の一人であり、4月12日はロシアでは「宇宙飛行士の日」として祝日になっているだけでなく、国連により「世界宇宙飛行の日」に制定されています。

 また、彼の生誕地が死後すぐにガガーリン市に改名されたり、2021年に国際宇宙ステーションに向けて打ち上げられた宇宙船にガガーリンという名前が付けられたりするなど、宇宙・航空関係を中心に、彼の名前を付けたものは数多くあります。

おすすめ記事

error: コンテンツは保護されています