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お寺と福祉の情報局

60年代を知ろう!~3月の出来事~マラソン記録

2026年2月27日

 老人ホームやデイサービスではレクリエーションの一環として「今日は何の日」をしているところも多いと思います。そこで、今回の「もっと1960年代を知ろう!」では、1960年代の3月に起こったニュース・出来事を紹介します。ぜひ、レクのネタにしてください。

マラソン(イメージ)
マラソン(イメージ)

 現在の男子マラソン世界最高記録は、ケニアのキプタム選手が2023年に出した2時間35秒。トレーニング方法や用具の進歩などにより、記録は30年間で約7分も短縮されました。

 逆に、最も時間を要したマラソン記録はどれぐらいでしょうか。

 何と54年8カ月6日と5時間32分3秒。しかもこの記録を持っているのは、日本人の金栗四三です。2019年のNHK大河ドラマ「いだてん」の主人公の1人でしたから、ご存じの方も多いでしょう。この長い長いレースのゴールが1967年3月21日でした。

 金栗は1912年のストックホルム五輪にマラソン選手として出場します。しかし、熱中症により約27キロの地点で倒れてしまいます。近所の農家に介抱されましたが、意識を取り戻したのは翌日のこと。当然ながら競技は終了しており、棄権扱いとなりました。

 しかし、1967年になって国際オリンピック委員会が「彼は、棄権の意思を明確に伝えていない。競技中に失踪して現在も走り続けている」として、ストックホルム五輪開催55周年記念式典に金栗「選手」を招待しました。

 金栗はトラックをゆっくりと回りゴール。同時に「日本の金栗ゴールイン。これをもってストックホルム五輪の全日程を終了します」と粋なアナウンスが流れました。

 もっと粋だったのは、ゴール後の金栗のコメントです。「長い道のりでした。この間に嫁をもらい、子どもが6人、孫が10人できました」と、ユーモアたっぷりに答えたのだそうです。

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