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お寺と福祉の情報局

安価で時短 ホームの備品をスタッフに販売

2023年1月24日

 家事・育児をしながら働いている介護スタッフには、プライベートでは1分1秒も無駄にできる時間はありません。時間節約のために食材などの買い物は休みの日にまとめてしている人も多いでしょうが、それでも「○○を買い忘れた」「▲▲を切らしてしまった」というケースはどうしても出てきます。そうした場合に、通勤ルート上に適当な店がなく、わざわざ遠回りして買ったり、渋々高い店で購入したりした経験を持つ人も多いと思います。何かいい方法はないものでしょうか。

日用品の買い出し(イメージ画像)
日用品の買い出し(イメージ画像)

 これについては、実施には職場の協力が必要になりますが「職場から購入する」という方法があります。有料老人ホームなどでは入居者が食事・入浴・排泄(はいせつ)・睡眠などの「生活」をしています。つまり、一般家庭で必要な日用品は大概高齢者住宅でも確保しています。スタッフが、出勤前に「トイレットペーパーがない」と気付いた場合、もしホームにストックしてあるトイレットペーパーを購入できれば、仕事帰りに買い物に行く時間を省けますから非常に便利です。

 この方法はホーム側にも多くのメリットがあります。

 まず、これらはホームが卸売業者から仕入れますが、スタッフが購入すれば、これまでよりも多くの量を仕入れることになりますので、価格交渉の余地が生まれます。また、仕入価格に上乗せしてスタッフに販売することで、新たな収益源が確保できます。その際に、一般小売店よりも安い価格でスタッフに販売すれば福利厚生にもなります。

 実際に、ホームの中には、洗剤や調味料、乾電池などをスタッフに安い価格で販売して福利厚生としているところもあります。スタッフの皆さんから職場に提案してみてはいかがでしょうか。

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