検索ページへ 検索ページへ
メニュー
メニュー
TOP > お寺と福祉の情報局 > 介護の豆知識 > 介護に必要な体づくり 簡単ながらトレーニング①

知る

お寺と福祉の情報局

介護に必要な体づくり 簡単ながらトレーニング①

2023年2月23日

 介護の仕事を始めて間もない人は「こんなにキツイ仕事なのか」と驚いているかもしれません。利用者の移乗をはじめ、入浴介助、リネン交換など、体力・筋力が必要な仕事内容に「トレーニングをしなくては」と実感している人もいるのではないでしょうか。しかし、仕事に、家事に、育児にと忙しい中で、ジムに通うなどの定期的な運動をする機会を設けるのはなかなか難しいのが現実です。そこで、「家事をしながらでも簡単にできる、エクササイズ・トレーニング」を紹介します。

家事をする様子(イメージ画像)
家事をする様子(イメージ画像)

 家事は、そもそも体力を必要とするものであり、それを毎日行うだけでもエクササイズ・トレーニング効果がありますが、その最中にポッと生じる「何もできない」時間をうまく活用することがポイントになります。

 例えば、1分間程度の電子レンジの操作中は他の調理作業をできず、レンジの前にずっといることが多いのではないでしょうか。この時間を利用し、つま先立ち・かかと立ちをすることで、ふくらはぎなどの下半身を鍛えることができます。軽いスクワット、キッチンの壁や冷蔵庫を利用しての壁腕立て伏せなども可能でしょう。また、つま先立ち・かかと立ちは、食器洗いやコメとぎなどのシンク前に立っている時間を使って行うこともできます。

 このように、毎日の食事の支度や後片付けのちょっとした空き時間を活用して、介護の仕事を楽にこなせるだけの体づくりを行うことができます。ただし、キッチンでは火を使っていることも多いですし、包丁やハサミなどの刃物もあります。バランスを崩して転倒すると危険なので、周囲に注意しながら、無理をしない範囲で行うようにしましょう。

おすすめ記事

同じカテゴリの最新記事

error: コンテンツは保護されています