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お寺と福祉の情報局

ヘルパーの足「自転車」疲れない乗り方のポイント

2023年9月5日

 介護現場では自転車通勤の人も多いでしょう。都市部では、訪問ヘルパーやケアマネジャーが現場まで自転車で移動する例もあると思います。介護職にとって身近な自転車は、本来ならば「楽に・速く」移動できる手段なのですが、中には「自転車は逆に疲れる」と感じる人もいるようです。これは「自転車選び」や「乗り方」が間違っていることが原因と考えられます。今回は、「楽に・快適に」自転車に乗る方法を紹介します。

ポイント① 体にあったサイズの自転車を選ぶ

 よく「足が着かないと怖いから」と、両足がべったり地面に着くぐらいの高さの自転車に乗っている人がいます。しかし、これだとペダルを下までおろす足の力が車輪に伝わりにくく、結果として疲労が増します。「車体を傾けたときに片足が地面に着くぐらいの高さ」が疲れにくいサドルの高さです。

ポイント② 体重は後ろにかける

 自転車は後輪駆動ですので、車体の後ろに体重をかけると車輪がスムーズに回り、少ない力でよく進みます。たまに前傾姿勢でハンドルに体重をかけて乗っている人がいますが、これでは力が十分に伝わりません。サドルに深く腰掛けることで、自然と重心が後ろにいきます。また前かごにはあまりたくさんの荷物を入れないようにしましょう。

ポイント③ 足の甲の広い部分でこぐ

 楽に乗るには「足のどの部分をペダルに乗せるか」も重要です。何も考えず、自然に足をペダルに乗せた場合は「土踏まず」になりますが、もっとつま先に近い部分、具体的には足の甲の幅が一番広くなっている部分をペダルに乗せましょう。初めは多少違和感がありますが、実際にこいでみると、力の伝わり方が全然違うことがよく分かります。

 

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