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お寺と福祉の情報局

運転手の労働時間規制、新札発行…新年度の注意点

2024年4月15日

 4月です。新年度はさまざまな法律や制度がスタートしたり、ルールや仕組みが変わったりします。そこで今回は、今年度に始まること、変わることの中から、消費者として知っておきたいことをピックアップします。

新年度の注意点(イメージ画像)
新年度の注意点(イメージ画像)

 まずは、すでに1月からスタートしている「固定電話の通話料金、全国・全時間帯一律化」です。固定電話から固定電話へかける場合の料金は、距離や時間帯に関わらず3分間9.35円となりました。

 今はスマートフォンが普及し、固定電話を使用する機会はめっきり減りました。しかし高齢者の自宅にはまだまだ設置されているため「実家の親が固定電話でかけてくる」といったことも多かったと思います。「長距離電話は高くなるから、短めにね」などと気を使うこともありましたが、これからはたっぷりコミュニケーションがとれそうです。

 4月からは運送ドライバーの時間外労働時間が年960時間までに制限されました。当然、その分トラックが1日に走行できる距離も短くなることが考えられます。今ではインターネットでの買い物は多忙な福祉職にとって不可欠ですが、これまでに比べて到着に時間がかかるケースが増えると思われます。

 7月には新紙幣の発行が予定されています。肖像画は、1万円札が渋沢栄一、5000円札が津田梅子、1000円札が北里柴三郎です。新紙幣の発行後も、それまでの紙幣は問題なく使えますが、高齢者を狙った詐欺が予想されます。「これまでの紙幣が使えなくなる。銀行員が旧札の回収に行くので渡してほしい」などの手口が考えられます。訪問ヘルパーなど、高齢者と接する機会が多い人が、しっかりと注意喚起をしてあげることも必要です。

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