2024年6月23日
ガソリン価格が高い状況が続きます。送迎や利用者宅への訪問、ケアマネジャーや病院への営業などで車を使用する介護事業者にとって、頭の痛い問題です。そこで今回は少しでも燃費を良くするためにできる運転上のポイントをいくつか紹介します。
① タイヤの空気圧を適正に
タイヤの空気圧は、徐々に低下していきます。空気圧が低いタイヤで走行すると、タイヤと道路が接する面積が多くなり、抵抗が増すため燃費が悪くなります。ガソリンスタンドでは、空気圧のチェックや空気入れを無料でしてもらえます。給油の際に確認するようにしましょう。
② 不要な荷物を積まない
荷物が多いと車全体の重量が増して燃費が悪くなります。不必要な物を積まないよう、トランクなどを定期的に確認しましょう。特に商用車の場合は、パンフレット類が必要以上に積まれていることがあります。
③ 給油はこまめに
例えば、ガソリンタンク容量が50リットルの車の場合。満タンに給油するのと20リットルだけ給油するのとでは、車の重量に約30キロの差が生まれます。当然、重たいほど燃費は悪化します。ガソリンスタンドが極端に少ない地域を長時間走行するのでなければ、給油は少量ずつこまめに行うことをお勧めします。
④ 住宅街などの裏道を避ける
よく「近道だから」と住宅街などの抜け道を好んで走行する人がいますが、燃費の面からは勧められません。住宅街では低速走行をしなくてはなりませんし、一時停止標識がある場所も多く、何回も停止・発進を余儀なくされますので、燃費は大きく低下します。たとえ走行距離は長くなったとしても、スムーズに流れる幹線道路を走った方が好燃費のこともあります。