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福祉仏教ピックアップ

宗教者は伴走型支援を 福祉仏教入門講座2月開講

2022年11月25日

 文化時報社は来年2月から、社会活動に取り組む僧侶のための「文化時報 福祉仏教入門講座」の第4期を、オンラインで開講します。「葬式仏教から福祉仏教へ」をキャッチフレーズに、宗教者と医療・福祉の専門職ら計約90人が受講した人気の講座です。

第4期福祉仏教入門講座チラシ
第4期福祉仏教入門講座チラシ

 講座では、まず多職種連携の方法について学んでもらい、普及が進む成年後見制度=用語解説=の仕組みを大づかみで理解した上で、宗教者が果たすべき役割について考えていただきます。

 さまざまな困難を抱える檀家・門徒・信者や地域住民の人生を支え、看取(みと)りと弔いまで担う僧侶になることを目指します。どんな人にも寄り添い、「伴走型支援」を行う宗教者になりませんか。

 講座は全7回。ソーシャルワーク=用語解説=に取り組む僧侶や障害者福祉に詳しい当事者、市民後見人として活動する非営利活動(NPO)法人のメンバーらを講師に迎え、知識や考え方を学びます。皆さまのご参加をお待ちしております。

▽講座名:文化時報 福祉仏教入門講座
▽開講日:別表の通り
 ※全7回の出席が原則です。いずれも友引前日です。
▽時間:午後7~9時
▽開講方法:テレビ会議システム「Zoom(ズーム)」
※欠席時は録画で受講可能です。
▽受講料:1万6500円(税込)
※全7回分です。欠席時の返金はできません。
▽申し込み:ホームページ(https://bunkajiho.co.jp/lecture.html)からお申し込みの上、受講料をお振り込みください。
▽締め切り:2023年1月31日
▽振込先口座:京都信用金庫 七条支店 普通3012160

第4期福祉仏教入門講座カリキュラム
第4期福祉仏教入門講座カリキュラム
第4期福祉仏教入門講座講師一覧
第4期福祉仏教入門講座講師一覧

親なきあとに対処を
福祉仏教全国連絡協議会

文化時報社は、福祉仏教入門講座の受講者を対象に「福祉仏教全国連絡協議会」を設立・運営しています。それぞれの現場で伴走型支援を行う僧侶たちの〝ベースキャンプ〟となることが目的です。月1回の講演会や全国の宗教者たち、講師陣との意見交換を通じ、研鑽さんと学びを深めていただいています。

 障害者やひきこもりの人の「親なきあと」を支援する「お寺と教会の親なきあと相談室」を開くことにもつながります。こちらもぜひご参加ください。

※文化時報2022年11月29日号の掲載予定記事です。

【用語解説】成年後見制度(せいねんこうけんせいど)

 障害や認知症などで判断能力が不十分な人に代わって、財産の管理や契約事を行う人(後見人)を選ぶ制度。家庭裁判所が選ぶ法定後見制度と、判断能力のあるうちに本人があらかじめ選んでおく任意後見制度がある。

【用語解説】ソーシャルワーク

 生活に問題や不安のある人々と関係を作り、適切な援助を提供すること。「社会福祉援助技術」や「相談支援」と訳される。専門に行う人はソーシャルワーカー(SW)と呼ばれ、病院や福祉施設、自治体などにいる。社会福祉士や精神保健福祉士といった国家資格を持つ場合が多いが、必ずしも資格は必要ない。

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