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お寺と福祉の情報局

介護に必要な体づくり 簡単ながらトレーニング②

2023年3月18日

 今回も、介護の仕事に必要な身体・体力をつくる「家事をしながら簡単トレーニング」を紹介します。前回は料理中にできるトレーニングを紹介しましたが、今回は「掃除」です。

 

拭き掃除(イメージ画像)
拭き掃除(イメージ画像)

 元々掃除は運動量が多く、トレーニングとしての効果は高いのですが(最近はロボット掃除機などの登場で、必ずしもそうとは言えなくなりましたが)、ちょっとした工夫をすることで、より効果を高めることができます。

 例えば、テーブルの上を拭くときは、片脚を後ろの方にピンと伸ばすような姿勢をとってみましょう(バレリーナのような格好をイメージしてください)。床に着けたままの方の脚の筋肉に「効いている」ことが即座に実感できると思います。

 次に、浴槽の掃除です。浴槽の外から前屈みになって洗剤とスポンジでゴシゴシ…という掃除スタイルの人が多いかと思いますが、ぜひ浴槽の中に入ってしゃがんで掃除をしてみてください。自然と相撲取りが土俵上で行う「そんきょ」のような姿勢になると思います。これは足腰の強化につながります。また、左右の浴槽壁を掃除する際には自然に上半身をひねりますので、ウエストのシェイプアップも期待できます。
 
 最後に、窓などの掃除です。低い場所は膝立ちの姿勢で行うことが多いと思いますが、足を肩幅程度に開いて、そのまま膝を曲げた姿勢をしてみましょう。スクワットと同じような効果が期待できます。
 
 ただし、バランスを崩しての転倒などにはくれぐれも気を付けてください。特に浴槽の縁やテーブルの角に頭をぶつけると大変危険です。できれば家の中に他の人がいるときに行うようにしましょう。

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